女性を口説くときの必須知識、「積極的」と「ストーカー」の境界線とは?

2020/12/17

男性力アップ術20201016/イメージ

「もっと女性に積極的にならなきゃ!」。そう周囲から促された奥手男性が犯しがちなミス。それは「ストーカーまがいのアプローチ」だ。自分では気づかずにやってしまうと、相手の女性には逃げられるうえ、男性本人にも大きなペナルティーが科せられかねない。今回は、「積極的」と「ストーカー」の境界線について解説したい。積極的を通り越して「執着」にならないための心得である。


「ストーカー予備軍」のサインに気づこう

気になる相手に対し、まだ交際してもいないのに「どうして連絡してくれないの?」とLINEをしていないだろうか? 「連絡する時間もないの?」と詰め寄ってはいないだろうか? 

男女の関係は義務的なものではない。連絡をする義務は相手にはないのだ。

連絡先を交換しただけなのに…

今の時代、それほど親しくなくてもLINE交換ぐらいはする。しかし、返事も来ないのにLINEを1日2回以上、連日送り続けるのはNGだ。 

あるいは、「今日の出来事リポート」を相手に送る人もいるが、それらは「ストーカー予備軍」の証し。「今日の出来事」は親しい友人や恋人に送るから許される。1回会っただけなのに連日の「出来事」送信は、相手にとって「気味が悪い」だけだ。

こじらせ男になっていませんか?

ストーカー状態の初期症状は、気になる女性からのメール返信を1日に10回以上確認してしまうという行動。もし、あなたがそうなりかけていたら、興味を他のことに移し、それ以上エスカレートしないように気をつけたい。

女性からのこんな報告もある。「男性からのLINEを無視していたら、『キミが最初に思わせぶりな態度をとってきたんだからね!』と怒りのLINEが来ました。そんな態度、一切見せていません」(32歳・医療関係)。こうなるともう完全に危険レベル。こじらせ系ストーカーになりかけている。

ストーカーと呼ばれないために

女性と程よい距離を維持しながら、積極的にアプローチするにはどうしたらいいのか?

第一に、「恋愛に発展しなければ、友人になればいい」ぐらいの"リラックス感"が必要だ。「友達になるのだ」と思えば、良い返事が来なくても追いかけすぎることはない。

もう1つ。「放置する勇気」を持とう。女性との間に「心理的空間」を持つことが重要だ。空白があればこそ、女性は自分の心境を確認し、気持ちに火をつけ、関係をその一歩先まで進めるかもしれない。

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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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