亀頭増大や長茎術の治療方法を分かりやすくご紹介

2020/06/25 亀頭増大・強化
亀頭増大や長茎術の治療方法を分かりやすくご紹介

男性形成外科で包茎手術を受ける患者の中には、同時に亀頭のエラを大きくする「亀頭増大」ペニスを長くする「長茎術」を希望する人が少なくないです。


包茎の種類と手術については「包茎の種類とそれぞれの手術・治療方法を分かりやすくご紹介」で詳しく説明しているので参考にしてください。


亀頭増大」とは、亀頭のエラの張った部分(カリ首)にヒアルロン酸などを注射で注入して、張り出しを大きくさせる治療のことで、「長茎術」は下腹部に埋まっている男性器の根っこを、3~5cm引き出してペニスを長くする手術のことです。


今回は亀頭増大と長茎術について、AGクリニック銀座の乙供院長に話していただきました。


亀頭増大治療は早漏改善や真性包茎術後の痛み緩和にもなる


患者さんの要望で多いのがまず、エラを大きくして見た目を良くしたいということです。


平常時でも大きく張り出るので、見た目が全然違います。もう1つは、亀頭増大をすると亀頭の感度が少し落ちるので、早漏改善の目的で希望する人もいます。


また、真性包茎ではずっと包皮がかぶっていたので、亀頭が敏感なため術後は1カ月くらいパンツなどが擦れるだけでも痛みます。


その痛みを和らげるために受ける人もいます。


亀頭増大の治療で注入する注射剤について


亀頭増大の治療時に注入する物質は、吸収性素材で安全性の高い「ヒアルロン酸」など。美容形成外科で行われているシワやほうれい線を取ったり、顔のボリュームをアップしたり、鼻を高くしたりするときに使われているのと同じ物質です。


ヒアルロン酸はもともと体内に存在する物質なので、時間の経過とともに体内に吸収されるので効果は限定的。


他にも、水とポリアクリルアマイドという成分で構成された注入材を使用する医療機関もあります。


体内に吸収されず効果が半永久的に続くとされていますが、異物を注入するので硬いシコリになったり、免疫異常などの副作用が生じる恐れがあるため、推奨はしません。


亀頭増大では亀頭の血管のない部分に注入しますが、誤って血管に注入すると血流障害を起こして亀頭が壊死する合併症のリスクがあります。


そのようなときヒアルロン酸であれば、ヒアルロン酸を分解する『ヒアルロニダーゼ』という薬で対処することができます。


しかし、非吸収性素材の場合には溶かす薬がないので、合併症のリカバリーができません。当院では、そのような理由から亀頭増大の治療にはヒアルロン酸しか使用していません。(乙供院長)

乙供院長が使用しているヒアルロン酸

注射剤「ヒアルロン酸」の効果持続期間と注入量


同じヒアルロン酸でもさまざまな製品があり、効果の持続期間が異なります。


通常使われているヒアルロン酸の持続期間は、だいたい1年で体内に吸収されていくため、費用も持続時間が長い製品ほど高価になる。


具体的には、1㏄のヒアルロン酸が入っている注射器を1~5本(1~5㏄)、局所麻酔をした上で亀頭に注入します。


通常3㏄も使えば、カリの部分を自然な感じで1周分大きくすることができるでしょう。


陰茎を長くする治療「長茎術」とは


陰茎を長くする治療は「長茎術」と呼ばれ、身体の中に埋もれている陰茎(根っこ)を表面に引き出し、平常時の陰茎(根っこ)を長くする手術です。


個人差があるが、平常時の陰茎が3~5㎝ほど長くなります。ただし、勃起時の長さはほぼ変わらないことは理解しておきましょう。


当院では長茎術は行っていませんが、陰茎を長くしたいと思っている人はかなりいます。


陰茎が長くなると、全体的に大きく見えるようになるからです。希望するのは40~50代の人が多く、温泉やゴルフ後の入浴などで同僚や知人に見られるのが恥ずかしいという理由で受ける人が多いようです。


長茎術の手術には大きく2種類ある


長茎術は主に、陰茎と恥骨を固定している「陰茎堤靭帯(ていじんたい)」を切らない手術と切る手術があります


どちらも手術痕は陰毛に隠れるので目立たないでしょう。


●堤靭帯部分切開法(切る長茎術)

堤靭帯部分切開法(切る長茎術)の術前と術後

●埋没陰茎矯正術(切らない長茎術)

埋没陰茎矯正術(切らない長茎術)の術前と術後

堤靭帯非切除法(埋没陰茎矯正術)のメリットは糸を切れば元に戻ることであり、デメリットは糸が切れてしまうと再発することです。


堤靭帯部分切開法は、手術で切開した堤靭帯は二度と元に戻らないことがメリットでもありデメリットでもあるといえます。


また、堤靭帯部分切開法は堤靭帯を切りすぎると、陰茎の根元の固定が弱くなるので、勃起時に不安定になる場合があるでしょう。


肥満で陰茎が埋没している人は、陰茎周囲の脂肪を吸引することで陰茎を長くする方法もあります。また、脂肪吸引に他の方法を加えて行う場合もあります。


クリニックによって、亀頭増大や長茎術の治療、手術方法が異なる場合があります。


そのため、クリニックを選ぶ際は初めて来院した当日に治療を受けることは避けて、医師に直接「治療方法」、「アフターケア」などの説明をしっかり聞き、一度プラン(見積り)を持ち帰って冷静に検討してみることをお勧めします。


できれば複数のクリニックで説明を受けて、比較して決めるのがいいでしょう。

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この記事の監修者

乙供 太郎

乙供 太郎

2008年山梨医科大学医学部(現山梨大学医学部)卒業。研修を経て横浜市立病院麻酔科勤務。東京医科大学泌尿器科へ転科しその後は東京腎泌尿器科センター大和病院、NTT東関東病院、有名男性美容クリニックで泌尿器科疾患の多くの症例や手技の研鑽を積み、2019年銀座にAGクリニック銀座を開業。ED治療、排尿困難治療、性感染症、メンズ脱毛など男性医療専門クリニックとして男を元気にする活動に邁進している。