玉ねぎ、にんにくを食べてテストステロンを増やそう!効果的なレシピも紹介

玉ねぎ、にんにくを食べてテストステロンを増やそう

代表的な男性ホルモンであるテストステロンは、男性が若さを保つために重要な役割を果たしています。詳しい役割については【さまざまな効果があるテストステロン(男性ホルモン)とは】をご覧ください。テストステロンの分泌量を増やすには、注射や薬による補充療法が最も有効ですが、医療機関を受診する必要があります。もっと手軽に増やせる方法はないでしょうか。

実は、玉ねぎやにんにくに含まれている成分が、テストステロンをアップさせることがわかっているのです。では、玉ねぎやにんにくをどのように食べれば、テストステロンを効果的に伸ばせるのでしょうか。ここでは、おすすめのレシピも紹介します。

玉ねぎに含まれるテストステロン増加の有効物質とは?

血液をサラサラにしてくれたり、便秘解消に効果があったりと、健康にとっての良い面が数多く取り上げられているのが玉ねぎです。テストステロンの分泌には、どんな物質が関係しているのでしょうか。

テストステロンを増やす効果を持つ「含流アミノ酸」

玉ねぎに含まれている成分のなかで、テストステロンの分泌との関係性が深いのは「含硫アミノ酸」です。タンパク質を構成するアミノ酸は、わたしたちの身体に欠かせない成分ですが、「含硫」とは文字通り、その構造に硫黄原子が含まれるアミノ酸のことをいいます。

老化が進んだマウスに含硫アミノ酸を含んだ玉ねぎエキスを投与したところ、老化によって本来なら減少するはずの血中テストステロン濃度が3.2倍増加したという研究が報告されています。また、この研究によるとテストステロンを分泌する精巣にもよい効果が見られました。精巣細胞のテストステロン分泌能力が、若いマウスと同程度にまで回復していたのです。
(参考文献:含硫アミノ酸含有タマネギエキスの機能性評価(1)

テストステロンが原因の男性更年期を改善

また、含硫アミノ酸の効果は健常男性に対する実験でも確認されています。含硫アミノ酸を含んだサプリメントの摂取を続けることで、メンタルヘルスのスコアが改善するなど、男性更年期症状の改善効果がみられました。
(参考文献:世界で初めて含硫アミノ酸含有タマネギエキス摂取による男性更年期症状の改善効果を「ヒト試験」で確認

テストステロン値が低下することが主な原因となって、集中力や性機能低下などの男性更年期症状が引き起こされるといわれています。つまり、玉ねぎがテストステロンの分泌を増やすことに寄与していることは、人間に対する研究でも実証されているということです。

玉ねぎには疲労回復や殺菌効果も

玉ねぎには、テストステロンの分泌増加のほかにも、忙しい男性にとってはありがたい効果があります。凝固抑制作用によって血液をサラサラにする効果は、玉ねぎに含まれる「アリシン」によるものですが、アリシンはビタミンB1の吸収を助けるため、疲労回復にも効果があります。

また、アリシンには強い殺菌作用もあるので、体内に入った菌を退治してくれる効果にも期待ができます。疲れがたまったことで、体が弱っていると感じたら、玉ねぎを食べてみるのもよいでしょう。

玉ねぎの食べすぎには注意

テストステロンの増加を中心に、玉ねぎの有効性について紹介してきましたが、食べすぎには注意が必要です。強い殺菌作用を持っている玉ねぎですが、殺菌作用が強いということは、自分の胃腸にまで強い刺激を与えてしまう可能性があるということでもあります。過剰摂取による腹痛や吐き気には、十分な注意が必要です。

それでは、具体的な摂取量はどれくらいがよいのでしょうか。生の玉ねぎの場合は、1日に約50gが適量だといわれています。また、加熱するとアリシンは変質するため、摂取量をそれほど気にする必要はありません。ただし、成分が残留することもあるので、過剰摂取には気をつけてください。

にんにくにもテストステロンを増やす効果

にんにくにもテストステロンを増やす効果

玉ねぎのほかにも、テストステロンの分泌増加に期待できる食材があります。それは、にんにくです。というのも、にんにくと玉ねぎは同じネギ属の植物で、テストステロンの分泌増加に働きかける含硫アミノ酸も多く含まれています。

玉ねぎ、にんにくの調理法に注意してテストステロンへの効果を維持

テストステロンを増やすために効果的な玉ねぎやにんにくですが、調理する場合に気を付けておいたほうがいい点があります。

それは、テストステロンをアップさせる含硫アミノ酸は水溶性であるということです。さらに、包丁で切ると酵素の働きによって含硫アミノ酸が分解されてしまうということです。

テストステロンを増やすための調理で注意するポイント

以上のような性質を踏まえて、含硫アミノ酸を効果的に摂取するための調理法を見ていきましょう。玉ねぎの場合は切ってから素早く調理するのがポイントで、あまり細かく切らないことです。

また、皮をむいた玉ねぎを電子レンジで約2分、丸ごと加熱すると、含硫アミノ酸を分解する酵素そのものを破壊することができます。この玉ねぎを使ってカレーやシチューなどを調理すると、含硫アミノ酸を保持したまま食べることができます。にんにくは切らずに丸ごと加熱して食べるのがよいでしょう。

テストステロンを増やそう!玉ねぎ、にんにくのおすすめレシピ

テストステロンを増やそう!玉ねぎ、にんにくのおすすめレシピ

それでは、テストステロンをアップさせることができる、玉ねぎやにんにくを使った簡単メニューの作り方を紹介します。

玉ねぎとさきいかのサラダ

含硫アミノ酸摂取のことを考えれば、玉ねぎは切ってすぐ食べるのが一番。スライスした玉ねぎにさきいかを加えて、ドレッシングで和えます。あとはかつおぶしをのせるだけで簡単サラダの完成です。

玉ねぎ独特の辛みを抑えるためには、よく切れる包丁を使って、繊維を断ち切るようにスライスするのがポイント。食感もやわらかく、生でも食べやすいでしょう。

玉ねぎとベーコンのさっと炒め

ベーコンは1cm幅に切って、スライスした玉ねぎと一緒に、ごま油を敷いたフライパンへ。サッと炒めた後、おろしにんにくとしょうゆを加えて、塩コショウで味を調えて出来上がり。

油が気になる場合はベーコンを先に炒めて、油を少量にしてください。含硫アミノ酸は水溶性なので、炒めた際に出た水分も一緒にお皿へ移して、残さず食べるようにしましょう。

にんにくのホイル焼き

にんにくの根元を切り落として、バターとともにアルミホイルに乗せます。塩コショウをした後、アルミホイルを包んでオーブントースターで15分。

にんにくに火が通っていればOKです。翌日に外出する予定がない場合に、食べてみてください。

まとめ

玉ねぎやにんにくに含まれる含流アミノ酸の働きによって、テストステロンが増えることについて紹介してきましたが、いかがでしたか。病院や薬局に行く必要もなく、身近にある食材を使った簡単な料理で、テストステロンの増加につなげることができます。

ただし、調理方法を間違えてしまうと、せっかくの有効成分を効果的に摂取できなくなることも。紹介したレシピは、含流アミノ酸を効果的に摂取することを第一に考えたシンプルなものです。

自分なりのアレンジを加えることで、玉ねぎやにんにくを食べる楽しさも増すかもしれませんね。

  • 参考文献
    ・タマネギの有効成分タマネギアリインのテストステロン低下抑制作用メカニズムを解明 https://www.nisshin.com/uploads/140320.pdf
    ・アミノ酸大百科 https://www.ajinomoto.co.jp/amino/
    ・湧永製薬株式会社 http://www.wakunaga.co.jp/
    ・株式会社シクロケム http://www.cyclochem.com/i
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