意外な事実!信長、秀吉、家康のテストステロン値を推測してみたら…

堀江メソッド2022年6月27日

歴史に名を残すほどの人物は当然テストステロンが高いと推測されます。今回は戦国武将の代表格、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の3人をテストステロン視点で見ていきましょう。


徳川家康「鳴くまで待とうホトトギス」

「鳴くまで待とう」=「天下が転がり込んできた」かのように言われることもありますが、その後260年の江戸時代の礎を築いたことを考えると単なるタナボタではなく、確固たる実力があった人です。戦では常に劣勢に立たされ続けますが、それを跳ね返す、したたかな戦上手でした。がまんできる粘り強さは、テストステロンが高い証拠です。

一方、健康オタクの側面もあり、自分の薬は自分で調合していたそうです。オタク気質の人は実はテストステロンが高い傾向にあります。テストステロンが高いと一つの好きなことに集中して知識を得たり、得た知識をもとに何かを実行し達成感を得たいという執念が強いのです。


豊臣秀吉「鳴かせてみせようホトトギス」

尾張の百姓から、最後は天下統一を果たすわけですから、とてつもない「野心」があったと推測されます。群れの長に立つという、テストステロンの究極の欲求により、天下統一を果たしたのではないでしょうか。秀吉は褒美も領土も気前良く与えていたそうです。自分の実力で得たものを目下に「与える行為」もテストステロンを高める傾向があります。


織田信長「鳴かぬなら殺してしまえホトトギス」

この言葉は信長の気性の激しさを表わしています。信長は鉄砲の導入、楽市楽座や南蛮貿易など、新しいものにも好奇心が強い人物でした。古いしきたりを破壊することは極めて「テストステロン的」と言えます。

半面、林秀貞や佐久間信盛のような古参(=目の上のたんこぶ)を不条理な理由でリストラしたり、気に入らないことがあれば、理不尽に部下を罰したというエピソードも多数残っています。ひょっとすると、あまりテストステロンが高くない人だったのかもしれません。

テストステロンというと暴力性や残虐性とも関係するように思われがちですが、最近の研究では暴力的・残虐的な性格はむしろ反社会性と関係があり、テストステロンが高いせいだとは言えないことがわかっています。

実際、テストステロンが低くなると「キレやすく」なります。殿ご乱心、はテストステロンが低い証拠です。部下を怒鳴ることが増えた、と悩んでいる人は、ぜひ「堀江メソッド」を始めてください。

【一般社団法人1UP学会】

 男性医療に関する最新医療技術や情報の啓発・広報活動を行う医療専門団体。テストステロン補充療法による専門外来を東京都千代田区の日比谷国際クリニック(http://www.hibiyakokusai.or.jp)で実施している。


【堀江メソッド】

攻撃的=テストステロンが高い、と誤解されやすいのですが、実はそうではありません。むしろテストステロンが高まると社会貢献をしようという気持ちが高くなります。最近どうもイラっとするという人は、テストステロンレベルを調べてみるのも一つです。検査のためのサイトもあります。

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この記事の監修者

堀江 重郎

堀江 重郎

1960年生まれ。東京大学医学部卒業。日米で医師免許を取得。国立がんセンター中央病院、杏林大学講師を経て帝京大学医学部主任教授に就任し、日本初の男性更年期外来を開設。2012年に順天堂大学医学部教授に就任。日本抗加齢医学会理事、日本Men's Health医学会 理事長を務める。『ホルモン力が人生を変える』他著書多数。テレビ番組の出演、監修も多数。


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