【メンズヘルス第一人者監修】テストステロンを増やすために鍛える一番大きい筋肉とは

堀江メソッド筋トレ20210519/写真②

主要な男性ホルモンであるテストステロンは男性のやる気や健康を維持するのに重要ですが、加齢や筋肉量の低下などの要因で減少していきます。そこで、日常生活の中で簡単にでき、テストステロンの分泌を促すのに最も効率的なのが筋トレです。

特に、お尻や脚、背中、胸などの大きな筋肉(大筋群)を鍛えるエクササイズは、テストステロン値の上昇を高める効果があります。

人体の中で筋肉の断面積が一番大きく、重い筋肉といえば大臀筋(だいでんきん)です。大臀筋は下半身の他の筋肉と共同して働くので、大臀筋をメインとしたお尻や太ももの筋肉を鍛えるエクササイズを行うことは、最大限の効果を得る近道となります。今回の「尻トレーニング」を実践して、テストステロンを増やしていきましょう。

第1弾は「ワンレッグ ヒップ リフト」です。あお向けに寝て片脚で体を支持し、手をお腹あたりに当てます。

堀江メソッド筋トレ20210519/写真①

そこからお尻の力を意識して、腰を上げていきます。

堀江メソッド筋トレ20210519/写真②

腰を上げた状態を20秒ほどキープして、ゆっくりと元の状態に戻します。これを左右3セット行います。

この運動はテストステロン値が高い朝方に行うのがベストですが、午後や夕方に行っても1日を通してテストステロン値を保つことができます。現在、日本初の試みとして4人のモニターにトレーニング前後の唾液を採取していただき、男女や年齢、運動メニューの違いによるテストステロン値の変化を検証中です。詳細なデータが得られた時点で、より効果的なトレーニングを考案し、当欄で紹介していきます。


【堀江メソッド】

「ワンレッグ ヒップ リフト」は、体幹の筋肉も必要なトレーニングです。脚を上げるときに肛門もしっかり締めると骨盤の筋肉がストレッチし、排尿や勃起に良い影響があります。また、就寝中にトイレで目覚めてしまう人は、お風呂に入る前にこの筋トレを行うと、ぐっすり眠れます。体のバランスが崩れてしまう場合は、まず背筋を鍛えましょう。

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この記事のライター

田島 寛規

田島 寛規

Green Room Products 代表取締役。1975年、東京都生まれ。97年、日本体育大学卒業後、整骨院、病院勤務を経て独立。千葉県柏市の「Green Room柏の葉整骨院」を中心に、Green Room 整骨院グループ、トレーニングジム「T-REVO」やデイサービス「せかんどはうす」、東京.渋谷にパーソナルボディサロン「Natural Bone Technique」、北区にフランチャイズの「王子整骨院」などを展開。


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