シリコンボールの効果的な挿入箇所と手術方法について

シリコンボールの効果的な挿入箇所と手術方法について

ほとんどの男性形成外科では「シリコンボール」という治療メニューがあります。


「シリコンボール」の手術時間は5個の挿入で30分程度と短く、亀頭増大や包茎の手術などすべての治療と同時に受けることが可能です。


前回、亀頭増大は「亀頭増大や長茎術の治療方法を分かりやすくご紹介」と包茎については「包茎の種類とそれぞれの手術・治療方法を分かりやすくご紹介」ページにて、AGクリニック銀座の乙供院長が詳しく解説している記事がありますので、興味がある方は是非参考にして下さい。


今回はシリコンボールについて、手術内容や得られる効果などをイラストや図を使って、乙供院長が分かりやすくご紹介します。



シリコンボールとは?シリコンリングとは?

シリコンボール挿入前と挿入後
※画像:シリコンボール挿入前と挿入後

シリコンボールとは医療用のソフトシリコン製の小さなボールを、陰茎の包皮と陰茎海綿体を包んでいる白膜との間にある筋膜に埋め込む手術です。

乙供院長が使用しているシリコンボール
※画像:乙供院長が使用しているシリコンボール

シリコンボールには「球形」と「楕円形」があり、サイズは直径5~10㎜まで1㎜単位で選ぶことができる。

乙供院長が使用しているシリコンリング
※画像:乙供院長が使用しているシリコンリング

また、ボールではなくソフトシリコン製のリングを埋め込む方法もある。


ちょうど第2のカリ首ができる感じで、陰茎の太さがサイズアップする。

シリコンリング挿入前と挿入後のイラスト
※画像:シリコンリング挿入前と挿入後

シリコンボールの効果


◆刺激が増す

陰茎に程よい硬さの凸凹ができるので、女性パートナーの腟内の性感帯(Gスポット)を効果的に刺激してくれる。



◆太く見える

シリコンボールをペニスに入れても凸凹した見た目に実はなりません。どちらかというと、ペニス全体が膨らんで見えるので、見た目のサイズ感を大きくする効果。



手術を受ける方の多くが、マンネリ化による夫婦での性行為に対する悩みを解消するために来られる方が多かったですが、近年では会社員やから学生など年齢問わず、若い方も受けられる方が増加してきております。



シリコンボールのおすすめの挿入箇所


シリコンボールを挿入する数は、希望によってさまざまです。乙供院長はこう話します。


「お勧めの定番は、陰茎の背面(上側)にシリコンボールを3つ挿入するケースです。これなら正常位、騎乗位でのGスポットの刺激を格段とアップさせることができます。


後背位(バック)での刺激を高めたいのなら、陰茎の裏側の尿道を挟んだ両サイド(2つ)に入れるのがいいでしょう。また、数多く入れたいのならシリコンリングの方が費用が安く済むのでお勧めです」



〈シリコンボールの費用の参考価格―「AGクリニック銀座」の場合〉

◆ボール:1個3万5000円(税別)、3個9万円(税別)

◆リング:12万5000円(税別)

シリコンボールの挿入は日帰り手術できる。術後、性行為ができるのは1カ月後くらいだ。

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この記事の監修者

乙供 太郎

乙供 太郎

2008年山梨医科大学医学部(現山梨大学医学部)卒業。研修を経て横浜市立病院麻酔科勤務。東京医科大学泌尿器科へ転科しその後は東京腎泌尿器科センター大和病院、NTT東関東病院、有名男性美容クリニックで泌尿器科疾患の多くの症例や手技の研鑽を積み、2019年銀座にAGクリニック銀座を開業。ED治療、排尿困難治療、性感染症、メンズ脱毛など男性医療専門クリニックとして男を元気にする活動に邁進している。

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