配偶者をどう呼ぶか? アンケート結果1位は?

2022/02/14

幸せおじさん2022年2月14日

配偶者を人に紹介する際、どう呼びますか?

リクルートブライダル総研の「夫婦関係調査」(2021年8月3日発表)によると、夫側の1位は「嫁・嫁さん」(29.8%)、2位「名前」(13.5%)、3位「妻」(13.1%)。妻側の1位は「旦那・旦那さん」(33.7%)、2位「主人」(20.2%)、3位「夫」(13.0%)という結果でした。

見事1位を獲得した「嫁」「旦那」という言葉ですが、ジェンダーに配慮して考えると「嫁」は、「自分の方が上という印象がある」「漢字的に『女』は『家』にいろみたいな感じで嫌」と感じる方がいます。また、〝よめ〟という言葉自体も、本来は息子の配偶者に対して使う言葉なので違和感があるようです。

そして、「旦那」という言葉に対しても「共働きなのに、家の主というのは…」「男性優位な感じがしてなんかイヤ」と思う方がいます。総合的に考えると、配偶者のことは「妻」「夫」「パートナー」などと表現するのが今後のスタンダードなのかもしれません。その方が、「男女対等という考えがある方なんだ」と良い印象を持つ人は増えていくと思います。

一方で最近、私が悩んでいるのが、「話し相手の配偶者をどう呼ぶか」ということです。

「奥様」「ご主人」と呼んでいる方は多いですし丁寧な呼び方です。しかし、これについても「奥様は、女性は奥にいろという印象がある」「主人は、男性が家の主という印象がある」という意見がチラホラ出てきました。そこで、私自身は他人の配偶者に対して「パートナー」「夫さん」「妻さん」と呼んでみてはいるものの、浸透している言葉とは言えず違和感を持たれているかもしれません。

実際、そんなに細かく呼び方を気にするの人は少ないかもしれません。ですが、言葉の使い方やワードの選び方で人となりを見抜かれることもあります。なるべく配慮をしながら、お互いの家族が気持ちお付き合いできるように、呼び方を考えていきたいものです。

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この記事のライター

工藤 まおり

工藤 まおり

フリーランスライター。津田塾大学数学科卒。大手人材会社を経て、セクシュアルウェルネスメーカー、TENGAの広報に転職。女性向けセルフプレジャー・アイテムブランドirohaのPRなどに携わった後、この春フリーランスに。PR業務、恋愛・性・キャリアに関するコラムを執筆。


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