ネット炎上「ポテトサラダ事件」から学ぶ「怒りのコントロール」

2020/07/31

ポテトサラダ2020年07月31日1

「母親なら、ポテトサラダくらい作ったらどうだ」。惣菜コーナーで高齢の男性が幼児連れの女性に対して発したこの言葉。SNS上で非常に話題になり、「許せない」「自分で作ったことがないからそんなことが言えるんだ」などのコメントが相次ぎました。



共働き女性への負担は重くなるばかり


きっと、その男性の家庭では、母親や妻がお惣菜を買わず手作りの料理を出すことが当たり前だったのでしょう。


大家族が多く、共働きの夫婦も少ない時代で、料理に時間を費やすことが当たり前にできたのではないでしょうか。


しかしながら、今は専業主婦の方が少なく、手伝ってくれる祖父母とも離ればなれ。


家事育児を夫婦で平等にシェアできれば良いものの、女性ばかりに負担がかかるケースが多いのです。


“手抜き料理”は家族の幸福のため


ポテトサラダ2020年07月31日3


女性の社会進出が当たり前の世の中で料理、掃除、子育てを外注することは珍しくありません。


それに、私は母親が幸せでいないと、子供も家族も不幸せになってしまうと思います。“手抜き料理”は1周回って家族のためでもあります。


無理して作って疲れ果て、笑顔がなくなってしまうより、バランスのとれた食事さえ準備できれば良いと思います。


家族の目指すべきゴールは、毎日おいしい手料理を用意することでも、ちりひとつなくきれいに掃除することでもありません。


「家族全体が心も身体も健康に過ごせること」だと思っています。


ポテトサラダ2020年07月31日2


高齢者は怒りのコントロールが必要


そのための過程は、それぞれの家族の事情で違って当たり前。模索していきながら作っていけば良いのです。


「惣菜NG」「ベビーシッターNG」など、自分の家族を縛るルールは極力外していくことをお勧めいたします。


高齢になると脳機能が変化し、怒りなどの感情や不適切な言動を統制する機能が衰えてくることもあるといいます。


思ったことをそのまま本人に当たり散らし続けていくと、人もどんどん離れていってしまいます。昔と今の違いを認め、突発的な怒りをコントロールしていくことも“良き先輩”として大切です。


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この記事のライター

工藤 まおり

工藤 まおり

フリーランスライター。津田塾大学数学科卒。大手人材会社を経て、セクシュアルウェルネスメーカー、TENGAの広報に転職。女性向けセルフプレジャー・アイテムブランドirohaのPRなどに携わった後、この春フリーランスに。PR業務、恋愛・性・キャリアに関するコラムを執筆。