女性の大きな悩み「PMC(月経前症候群)」の諸症状とは?

2022/04/12

幸せおじさん2022年4月12日

私はパートナーと生理日を共有しています。「生理は隠すべきだ」という風潮もあるので、びっくりする人もいるかもしれません。しかし、私にとって、いやすべての女性にとって「生理」は毎月必ず起こる体調変化です。体や精神状態の変化に関して一緒にいる時間が多いパートナーが共有することで、理解しあえるメリットがあると思っています。

生理前にイライラしていても「今はそういう時期なんだ」と察して距離をとってくれます。生理中にお腹が痛い時は、温かい飲み物を出してくれたり、私が好きなスイーツを買ってきてくれたり。少しくすぐったい思いやりやサポートで、かなり心が安らぎます。

女性は生理前、体調変化を感じる人がかなり多いのです。このような生理前に3日から10日の間続く身体的あるいは精神的症状をPMS(月経前症候群)と呼びます。

女性をサポートする健康情報サービス「ルナルナ」のデータによると、「PMSによる身体的・精神的な症状を感じたことがありますか」という問いに対し、「毎回感じる」が66.1%、「たまに感じる」は28.4%で計94.5%が何らかの症状を感じたことがあるという結果になりました。

実際どのような症状が出るのでしょうか。

身体的症状の1位は「下腹部痛」56.2%、2位は「乳房がはる」54.9%。精神的症状については「イライラ」の81.9%が最も多い回答でした。そのほかに「怒りっぽくなる」66.5%、「倦怠感」55.0%などの声が上がりました。さらに「肌あれ・ニキビができる」「頭痛」「腰痛」など、どの症状がいつ出るかは、千差万別です。

つまり個人によって、「いろいろな症状がある」という結果が大切で、だからこそ、PMSについては、寄り添ってくれるパートナーの協力が欠かせないと思うのです。男性にとっても、要らぬケンカを避けたり、的外れな気遣いで機嫌を損ねることが避けられたりと、良好なパートナーシップが築けると思いますよ。

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この記事のライター

工藤 まおり

工藤 まおり

フリーランスライター。津田塾大学数学科卒。大手人材会社を経て、セクシュアルウェルネスメーカー、TENGAの広報に転職。女性向けセルフプレジャー・アイテムブランドirohaのPRなどに携わった後、この春フリーランスに。PR業務、恋愛・性・キャリアに関するコラムを執筆。


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