わたしにとっての夫婦別姓問題とは

2020/08/27

幸せおじさん「夫婦別姓」

祖母と祖父は同じ名字。父と母も同じ名字。生まれてから今まで、「夫婦」というのは名字を同じくすることが当たり前と思っていました。


ところが近年、夫婦で同姓か別姓かを選べる「選択的夫婦別姓制度」について肯定的な意見が増えてきました。近い将来、日本は結婚しても名字をわけるか同じにするかを選べるようになるのかもしれません。


新しい制度に不安を感じる方もいるとは思いますが、私としては名字を選べる自由が欲しいと強く思います。なぜなら、私自身も変えたくないと思う当事者だからです。


私は小さい頃から、結婚しても自分の名字のままでいることを希望していました。「相手には自分の名字になってほしい」と思っていましたし、結婚を考える年代になってからもお付き合いをした人に「名字って変えてもらえるかな?」と相談していました。


しかし私は、3人きょうだいの真ん中で次女。長男がいます。そんな私が彼氏に名字の相談をすると、「特別な理由がない限りは、工藤にするのは難しいかも」なんて言われてきました。彼だって、長男でも一人っ子なわけでもないのに。


なぜ男性は「パートナーを自分の名字にすること」をすんなり受け入れられるのに、女性は“特別な理由”がない限り受け入れられにくいのか。とても疑問に感じます。


私が名字を変えたくないのは、まず「自分の名字がとても好き」という理由。もうひとつは、幼い頃、祖母に「私は結婚しても、工藤のままでいたい」という話をしたとき、涙を流してうれしそうにしていた姿を見て、強く決心したからです。


そんな話は彼にとって“特別な理由”にもならないようで、そういった類の話をするたびに宙に浮いて放置という状況になります。


自分の中で、「名字を変えたくない」という願いは、男女限らず、いろいろな方が持っていると思います。そんな人たちにとって「選択的夫婦別姓制度」が1つの素敵な選択肢として存在してほしいと思います。

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この記事のライター

工藤 まおり

工藤 まおり

フリーランスライター。津田塾大学数学科卒。大手人材会社を経て、セクシュアルウェルネスメーカー、TENGAの広報に転職。女性向けセルフプレジャー・アイテムブランドirohaのPRなどに携わった後、この春フリーランスに。PR業務、恋愛・性・キャリアに関するコラムを執筆。

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