「性的嗜好をパートナーに話せない」悩みの解決法は?

2022/01/30

幸せおじさん2022年1月30日

「自分の性的嗜好をパートナーに話せない…」。そんな悩みを抱えた人が、たまにいます。「パートナーのどこのパーツが好き?」などのフェチの話ならまだしも、具体的な好きなシチュエーションやちょっと変わったものが好きな場合、話しづらい人もいるのではないでしょうか。

コスプレなどの軽いものならまだしも、嗜好内容によっては、最悪の場合、「別れを告げられるかも」と言い出せない人もいると思います。

今まで私は「自分の性的嗜好(SM)を話せないから、ハプニングバーに行って発散する」という方や「“寝取られ”が好きだけど、パートナーに話せないから黙っている」という方に会いました。お2人とも、過去の恋愛で失敗を重ねてきたからこそ「性的嗜好を話さずに、パートナーと関係性を築く」と固く意思決定をされていました。好きな人に拒絶されると傷つきますし、もう傷つきたくないのでしょう。

なぜ、人は拒絶してしまうのでしょうか。その理由の一つとして、性的嗜好があまり知られていないというものがあると思います。どんな嗜好があるのか。どんな人がいるのか知る機会もあまりないですしね。

「では、そういうものをあらかじめ知る必要があるのか?」と聞かれたら、答えは難しいです。パートナーがそういう嗜好を持っていそうであれば、詳しい友人に聞いたり、インターネットなどで情報収集したりすればいいと思います。

ただ、これだけは注意したいのが相手が話した時、否定しないことです。性的嗜好を否定されると、自分自身を否定されたような感覚になってしまいます。相手の性的嗜好に合わせるかは置いておいて、否定するのはやめてあげてください。

パートナー同士で大切なのは、いかに「2人の落としどころ」を見つけるか。お互いの性の好みが一致することって本当に奇跡。だからこそ、話し合いながら、決めていくとよいでしょう。それが難しそうならカウンセラーなどに相談してみてはいかがでしょうか。

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この記事のライター

工藤 まおり

工藤 まおり

フリーランスライター。津田塾大学数学科卒。大手人材会社を経て、セクシュアルウェルネスメーカー、TENGAの広報に転職。女性向けセルフプレジャー・アイテムブランドirohaのPRなどに携わった後、この春フリーランスに。PR業務、恋愛・性・キャリアに関するコラムを執筆。


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