今月は「女性」を考える月

2021/03/22

幸せおじさん2021年3月23日

「国際女性デー」(3月8日)が定着しつつあります。1904年のこの日、米ニューヨークの女性労働者が婦人参政権を求めるデモを起こました。これを機に女性の政治的自由や平等を願う動きが生まれ、75年には国連が国際女性デーに定めています。

イタリアでは女性が互いにミモザの花を贈りあう「ミモザの日」とも。ちゃっかり私もパートナーからミモザをいただきました。(毎年、事前に「欲しい」と伝えています。笑)

日本では、数々の企業により女性の自由や権利、健康などをテーマにしたイベントや活動が行われています。

動画配信サービス「U-NEXT」は、3月27日に開催される『国際女性デー音楽祭−HAPPY WOMAN MUSIC FESTA 2021』を独占でライブ配信。「国際女性デー」の趣旨に賛同し、売り上げの一部をHAPPY WOMAN基金に寄付するそうです。

グローバルフィットネスブランドのリーボックは、女性の多様な個性を称える「It’s A Man’s World」2021年コレクションを8日から順次発売しています。「Man’s(男の世界)」という文字に取り消し線を引いて、世界は男だけのものではない、というメッセージを表しています。

さらにオンライン上のイベントでは、8日に女性のヘルスケアをテーマにした「#WEHealth 2021」というイベントがYouTube Liveで予定されています。

数年前まではそこまで話題にならなかった国際女性デーですが、女性の活躍が期待されていく中で次第に注目を集めるようになってきたように感じます。

あまり、「女性が女性が」と女性の権利だけを押しつけすぎるのもどうかと思いますが、今月くらいは「どうしたら女性が働きやすくなるのか」「どうしたら女性がもっと生きやすくなるのか」を少し考えるきっかけにしていただけたらうれしいです。

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この記事のライター

工藤 まおり

工藤 まおり

フリーランスライター。津田塾大学数学科卒。大手人材会社を経て、セクシュアルウェルネスメーカー、TENGAの広報に転職。女性向けセルフプレジャー・アイテムブランドirohaのPRなどに携わった後、この春フリーランスに。PR業務、恋愛・性・キャリアに関するコラムを執筆。


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