コロナで変化した「夫婦関係」、その中身は?

2021/11/27

幸せおじさん2021年11月28日 (1)

11月22日は「いい夫婦の日」でした。

みなさん、パートナーとの関係はいかがでしょうか。改めて向き合い方について考えてみましょう。

明治安田生命が2021年に公開した、夫婦をテーマとしたアンケートによると、コロナ禍の影響で、仲がよくなった人(20.2%)は、仲が悪くなった人(8.2%)の約2.5倍という結果でした。

 増えた在宅時間の過ごし方を仲がよくなった人悪くなった人で比較すると、「家族と一緒に過ごす時間」(差=50.3%)、「(趣味など)一人の時間」(差=10.7%)の項目に最も大きな違いがあったそうです。仲が良くなった夫婦は家族と過ごす時間が増えて、反対に仲が悪くなった人は自分に費やす時間が増えたようです。

また、配偶者から“最も言われたい”一言は、夫婦仲に関わらず「ありがとう」(全体=29.5%)でした。

オンライン化が進み自宅で過ごす時間が増えた方は、せっかくの機会ですからもう少し家庭に目を向けてみたら、関係が改善できるかもしれません。

もし、関係が冷え切っていて、時間を作るのが難しいという方は、まずは「ありがとう」の一言から始めてみてはいかがでしょうか。

ずっと一緒に生活していると、「やってもらって当たり前」「感謝なんか伝えなくても、わかっているはず」「あえて好きと口に出さなくても…」などの思い込みから、つい相手に甘えてしまいがちです。

しかし、一緒に過ごしているからといってカップルは別人格。とくに男性の「相手に伝わっているはず」という思い、全く相手に伝わっていないことの方が多いでしょう。テレパシー能力を持ち合わせていない我々は、感謝の気持ちを言葉で伝えるしかないんですよね。

年に一度の「いい夫婦の日」。照れくさがらずに、感謝の気持ちを言葉のプレゼントとして、パートナーに伝えてみることをぜひお勧めします。


  • はてなブックマークに追加

この記事のライター

工藤 まおり

工藤 まおり

フリーランスライター。津田塾大学数学科卒。大手人材会社を経て、セクシュアルウェルネスメーカー、TENGAの広報に転職。女性向けセルフプレジャー・アイテムブランドirohaのPRなどに携わった後、この春フリーランスに。PR業務、恋愛・性・キャリアに関するコラムを執筆。


RECOMMEND

-AD-