おじさんも「推し活」するべし! 生きがいと若さを手に入れられる

2022/11/21

幸せおじさん2022年11月21日

『推しが武道館いってくれたら死ぬ』(平尾アウリ著)という漫画にハマっています。マイナー地下アイドルを一途に推すオタク女性と、その彼女が推している女性アイドルのすれ違いを面白楽しく描いたコメディー漫画です。アニメ化もされ現在、放送中ですが、実際に活動しているアイドルがキャスティングされ、ストーリーはもちろん、実際のアイドルの歌も楽しめる作品となっています。

この「推し」という言葉、若者の間ではすっかり定着しつつあると思います。昨年の新語・流行語大賞にはすでに「推し活」が、ノミネートされていました。

AKB48が流行しはじめた頃から私も「推し」という言葉を使い始めた記憶があります。もともとは、アイドルグループの中で最も好感を持っている人物を意味する「推しメン」に由来する言葉で、1980年代から「聖子推し」「明菜推し」などの言葉がオタク界隈で登場、2000年ごろにはモー娘ファンにより拡散したようです。

父親から、「俺の推しはこの選手なんだ」と、と、ある野球選手を指して言われたときは、幅広い年齢層にカジュアルに使われていることにびっくりしました。

ファイントゥデイ資生堂が、15〜59歳の男女に「推し」の有無を聞いた結果、「推し」がいると回答した人は50.7%と、2人に1人の心の中には「推し」が存在することがわかりました。「推し」の対象は、「アイドル」(34.2%)、「スポーツ選手・チーム」(29.0%)、「ユーチューバー」(25.6%)などさまざまです。

また、「推し」がいて良かったと思うことを聞いたところ、「人生に楽しみができた」(91.8%)、「元気をもらえる」(89.4%)、「人生が豊かになった」(87.4%)、「人生に充足感を感じるようになった」(83.4%)という回答が上位となりました。

「推し」の存在により、日常生活が充実するなら、推し活も悪くないのではないでしょうか。


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この記事のライター

工藤 まおり

工藤 まおり

フリーランスライター。津田塾大学数学科卒。大手人材会社を経て、セクシュアルウェルネスメーカー、TENGAの広報に転職。女性向けセルフプレジャー・アイテムブランドirohaのPRなどに携わった後、この春フリーランスに。PR業務、恋愛・性・キャリアに関するコラムを執筆。


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