同棲しているパートナーと、性についての話をした経験はありますか？

性の話は、カップル間であってもうまく伝えられない人が多いと思います。ＴＥＮＧＡが実施した同棲カップルの日常・性のコミュニケーションについての調査結果によると、「パートナーと性についての会話をしているか」という問いに、「普段からしている」と答えたカップルは、44.8％と全体の半数以下。「一度もしたことがない」「したいと思ったこともない」というカップルは13％でした。

　「パートナーに対する不満や要望があるかどうか」の項目では、性生活に関し、不満や要望があっても「パートナーに伝えられない」と答えた人が、「親戚付き合い」や「出産・育児」などを上回り最も多い24.3％に。４人に１人が、性の話は後回しにしがち、ということでしょうか。

もっと深掘りすると、「相手を悩ませたくない」「そういう話が苦手そうだから話さない」「我慢したほうが楽だから」といった声を知人から聞きます。話したいけど、話せない。また、会話の糸口をつかめない人も多いようです。

傷つけないための方法として、「～して欲しい」「～が納得できない」と伝えるのではなく、相手を思いやる気持ちで、「～してくれたらうれしいんだけど、どう思う？」と聞いてみることは大切です。

会話のキッカケとして、映画やドラマなどを活用する｜｜という実例も私の周囲からよく聞きます。

たとえば、Ｎｅｔｆｌｉｘでいま話題の配信ドラマ「セックス・エデュケーション」は、性教育がテーマの英コメディーです。「こういう性の悩みって今まであった？」と、ドラマを例に聞いてみる手もあります。

さらには、マッサージをして体に触れながら、体の悩みなどの話をするのもアリだと思います。

悩みを引きずったまま数年過ごしてしまうと、関係性が悪化する可能性もあります。心当たりのある方は、ぜひ参考にしてください。