おじさん驚愕!Z世代のセックス観はこんなに違う

2023/02/20

幸せおじさん2023年2月20日

Z世代の性に関して特徴的な傾向がわかりました。TENGAが全国の男性約2000人を対象にZ世代(18-26歳)、ミレニアル世代(27-35歳)、Y世代(36-42歳)、ロスジェネ世代(43-51歳)、バブル世代(52-57歳)に分けて性意識を調査。Z世代は、約6人に1人が「マスターベーションの経験がない」、約半数が「セックスの経験がない」と回答していました。

この結果について、泌尿器科医の今井伸氏は「Z世代に限らずどの世代にも、10-20%は潜在的に性欲がなかったり、消極的な男性はいたりしたはず。上の世代は同調圧力に流されて、大してしたくもないのに、していた可能性もあります」と指摘しています。

また、ネットで流布される“オナ禁最強説”を信じたり、マスターベーションはしない方が格好いいと感じたり、低年齢からスマートフォンに触れることで自分と向き合う時間が減少したり、という可能性もあるそうです。さらに、最近は性的スキャンダルをネットで袋叩きにする傾向にも影響されているのでは、と分析しています。

一方、セックスの時に重要視していることについて、Z世代は、他の世代の18-26歳当時と比較して「パートナーの体に痛みや負担がないか」(19.3%)、「パートナーが性的快感を感じられるか」(41.7%)など、パートナーを気遣う人が多い傾向が見られました。「挿入行為をする」(38.9%)など、自分自身に関する項目では、他の世代の18-26歳当時と比較して関心が低いという傾向も。

マスターベーションやセックスに関する経験値が低い一方で、パートナーのことを考えてセックスをする人の割合は多いようです。若者の〝性離れ〟が問題視される中、少子化との関係も取り沙汰されそうです。しかし、自分の性欲よりも他人のことを思いやることができるのは、良い傾向ととらえて、前向きな施策に生かしていく道もありそうですね。

(出典・月刊TENGA第48号)

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この記事のライター

工藤 まおり

工藤 まおり

フリーランスライター。津田塾大学数学科卒。大手人材会社を経て、セクシュアルウェルネスメーカー、TENGAの広報に転職。女性向けセルフプレジャー・アイテムブランドirohaのPRなどに携わった後、この春フリーランスに。PR業務、恋愛・性・キャリアに関するコラムを執筆。


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