BMIを適正値に戻したい人のための筋トレ法はこれだ

2020/08/06 ダイエット痩身

モテる体をつくる20200729/写真②

脂肪は「なければいいもの」ではなく、必要な面もあります。その必要性を述べつつも「体脂肪」は適正範囲内を目指しましょうとこちらで提案しました。今回は体組成計などで測定した際に表示される「BMI(Body Mass Index)」について説明します。

肥満度を表す体格指標「BMI」


BMIは体重と身長から算出される、人の肥満度を表す体格指標のことです。


世界保険機構(WHO)は、BMI25以上を「過体重」、30以上を「肥満」と定義しています。


また、アメリカ疾病予防管理センター(CDC)は、アジア系アメリカ人には内臓脂肪がたまりやすいため、BMI23以上は注意すべきとしており、香港やシンガポールでもBMI23を普通体重とそれ以上の境目としているようです。


日本人の適正なBMI値は?


日本肥満学会ではBMI22を適正体重としていて、25以上を「肥満」、35以上を「高度肥満」、18.5以下を「低体重」としています。


日本の基準で肥満になると、脂質異常や高血圧といった生活習慣病のリスクが2倍以上になると言われています。


BMIが30を超える高度肥満では減量治療などが必要となり、リスクはさらに高まります。


BMIが高くなり、医師から「体重を減らしなさい」と指導を受けた人が当ジムにも来られますが、多くの人が血圧も高く、体調不良を訴えているように感じます。


BMIの算出方法


そのような人たちには、食事療法とトレーニングによってBMIを改善する指導をしています。


ただ単に痩せたいとか、かっこいい体になりたいというだけでなく、健康維持や支えてくれている家族のためにもBMIをよく理解し、適正基準を保つ努力を普段から行いましょう。


BMIを知るための計算方法は、「体重(kg)÷{身長(m)× 身長(m) }」です。例えば、身長170センチ・体重75キロの人の場合は、「75kg ÷(1.70m × 1.70m)=25.95」となります。


みなさんも一度、ご自身のBMIを計算してみてください。


お腹まわりをスッキリさせる「スタンディング バイシクル クランチ」のやり方


それでは「お腹まわりスッキリ編」3つ目の「スタンディング バイシクル クランチ」を始めます。


まずは肩幅に足を広げ、背筋を伸ばして立ちます。

モテる体をつくる20200729/写真①


そこから片方の肘と、その対角にある膝をつけるように腹筋を縮めます。

モテる体をつくる20200729/写真②


しっかりと引き寄せたら元の体勢に戻り、今度は逆側の肘と対角の膝を引きつけるように同じ動作を行います。

モテる体をつくる20200729/写真③


呼吸は引きつける時に吐き、戻す時に吸います。


このトレーニングでは、肘か膝のどちらか一方を引きつけるのではなく、腹筋を使って肘と膝を均等に引きつけるようにしましょう。


これを20回、休憩を30秒ほど入れて、2〜3セット行います。

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この記事のライター

田島 寛規

田島 寛規

Green Room Products 代表取締役。1975年、東京都生まれ。97年、日本体育大学卒業後、整骨院、病院勤務を経て独立。千葉県柏市の「Green Room柏の葉整骨院」を中心に、Green Room 整骨院グループ、トレーニングジム「T-REVO」やデイサービス「せかんどはうす」、東京.渋谷にパーソナルボディサロン「Natural Bone Technique」、北区にフランチャイズの「王子整骨院」などを展開。

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