今より10分体を動かすだけで生活習慣病の危険度は下がる

2020/11/05 ダイエット痩身

モテる体をつくる20201028/写真②

今週は普段から運動習慣がない人に向けて「生活習慣病予防対策の始め方」を紹介します。

今より10分多く体を動かそう

厚生労働省の「健康づくりのための身体活動指針(アクティブガイド)」によると、身体活動不足の人に対しては、1日の歩数や運動量の大きな目標を立てても、なかなか達成できないため、『+10(プラステン)』と呼ばれる「今より10分多く体を動かそう」ということが推奨されています。

まずはこのガイドに従って、日常生活の中で今までより10分ほど多く体を動かしてみましょう。今回の「生活習慣病予防対策編」で紹介している4種目の運動は、どれも比較的軽めで簡単なプログラムです。これらが確実にできると、次のステップにも移行しやすいので、まずは入門編として取り入れてみてください。


普段の生活でさりげなくエネルギーを消費

また、運動への抵抗が強い人には、NEAT(ニート)という運動習慣を身につける方法もあります。ニートは「非運動性熱産生」の略称です。「今から運動するぞ」と意気込んで体を使うのではなく、普段の生活の中でさりげなくエネルギーを消費する行動の習慣化です。

例えば、椅子に座っている時間を減らして、立ったり歩いたりする時間を増やすといったことです。実際、肥満者は非肥満者に比べて座って過ごす時間が1日あたり164分も多く、その時間の過ごし方を改善するだけで、1日あたり352キロカロリーもエネルギー消費が増えるという報告もあります。運動に対するハードルが高い人は、運動を始めるための自分なりのきっかけを作ることが大切です。


足首の柔軟性を高める「スモール ニー ベント」のやり方

それでは最終目の「スモール ニー ベント」を始めます。このプログラムは足首の柔軟性を高める運動になります。

まずは足を肩幅に開き、まっすぐに立ちます。

モテる体をつくる20201028/写真①

そこから膝と足首をゆっくりと曲げていきます。

モテる体をつくる20201028/写真②

ここでの注意点は、あまり膝やつま先が開きすぎないこと。

モテる体をつくる20201028/写真③

この運動はスクワットとは異なるので、両膝が自分のつま先よりも前側に出るようにして、足首やふくらはぎの後ろ側にしっかりとストレッチをかけてください。

モテる体をつくる20201028/写真④

最後に、元の姿勢にゆっくりと戻していきます。

モテる体をつくる20201028/写真①

この動作を15〜20回、2セットほど行います。

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この記事のライター

田島 寛規

田島 寛規

Green Room Products 代表取締役。1975年、東京都生まれ。97年、日本体育大学卒業後、整骨院、病院勤務を経て独立。千葉県柏市の「Green Room柏の葉整骨院」を中心に、Green Room 整骨院グループ、トレーニングジム「T-REVO」やデイサービス「せかんどはうす」、東京.渋谷にパーソナルボディサロン「Natural Bone Technique」、北区にフランチャイズの「王子整骨院」などを展開。

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