1日の寒暖差のストレスを吹き飛ばす「首のストレッチ」

2021/03/31 ダイエット痩身

モテる体をつくる20210324/写真③

1年の中でも寒暖差が起こりやすい春の季節は、日ごとの気温差はもちろんのこと、1日の中でも昼と夜の寒暖差が大きくなります。この寒暖差の繰り返しが体へのストレスとなって体温調節がうまくできず、自律神経のバランスが乱れてしまうことがあります。

3月から4月にかけては、食事に気を配ったり軽度な運動を行うなど特に意識したい時期です。運動といっても、負荷の大きいジョギングや筋トレを急に行うのではなく、まずは就寝前のストレッチから始めてみることが、運動習慣のない人にはお勧めです。

また、就寝前の激しい運動は体温が上昇し、睡眠の質が悪くなることもあります。逆に、緩やかなストレッチは気分がリラックスして、安眠や疲労回復を高める効果があり、習慣化することで体のだるさや不調の緩和につながります。

お勧めはPNFストレッチで、これは単に筋肉を伸ばすのではなく、目的となる部位にまずは「筋肉の収縮」をさせて、その「収縮」をやめたリラックスしている筋肉をさらにストレッチすることで、より伸びやすくするストレッチ方法です。

今回のテーマで紹介している運動は、大半がこのPNFストレッチです。自分で簡単にできて即効性があり、軽度な抵抗運動とストレッチが一緒にできるというメリットがあります。トレーニング初心者には最適なメニューの1つなので試してみてください。では「季節の変わり目の不調改善編」3つめの「ネック PNF ストレッチ」を始めます。

椅子を用意し、骨盤がまっすぐになるように座ります。

モテる体をつくる20210324/写真①

次に、頭の後ろで手を組み、お腹を見るように首を倒し、手で頭に抵抗を加えます。

モテる体をつくる20210324/写真②

抵抗を加えた状態から今度は顔が上を向くように、後ろにゆっくりと5秒かけて上げていきます。

モテる体をつくる20210324/写真③

上げきったらまた元の位置まで戻し、この動作を2〜3回ほど繰り返します。そして、最後にお腹を見るように手で首を倒し、首のストレッチを15秒間行います。

モテる体をつくる20210324/写真④

これを2〜3セット行います。

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この記事のライター

田島 寛規

田島 寛規

Green Room Products 代表取締役。1975年、東京都生まれ。97年、日本体育大学卒業後、整骨院、病院勤務を経て独立。千葉県柏市の「Green Room柏の葉整骨院」を中心に、Green Room 整骨院グループ、トレーニングジム「T-REVO」やデイサービス「せかんどはうす」、東京.渋谷にパーソナルボディサロン「Natural Bone Technique」、北区にフランチャイズの「王子整骨院」などを展開。


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