ストレッチで疲労回復と血圧安定、腸腰筋ストレッチのやり方

2021/01/14 ダイエット痩身

モテる体をつくる20210106/写真③

体を鍛えるだけでなく整えることがいかに大切か。これまで3回にわたりストレッチの良さを紹介してきました。単に体を伸ばすだけの動作ですが種類も多く、それぞれに目的があります。



筋肉がほぐれると疲労も回復

「痛いだけで、上手に筋肉を伸ばせない」という人もいますが、筋肉がほぐれると疲労回復につながるので、毎日少しずつ行うことで心地いい感覚に変わっていくはずです。仕事で疲れがたまってしまったら、ストレッチや適正な食事、睡眠などで回復を図りましょう。

体の休養には、動かないことで回復を図る消極的休養(パッシブ・レスト)と、体を動かすことで回復を促す積極的休養(アクティブ・レスト)の2種類があります。パッシブ・レストに代表される休養は「睡眠」で、まさに必要不可欠なものです。

体を動かして筋肉をほぐす

一方のアクティブ・レストは、たとえば肩こりになったときに肩や腕を回すことなどで、ストレッチもここに含まれます。また、運動後にクーリングダウンを行って疲労回復を早め、筋肉痛になりにくくするとか、血流をよくして疲労物質を流す、軽く体を動かして筋肉のコリをほぐすといったこともアクティブ・レストになります。

人間の筋肉は、構造上縮むことしかできないようになっていて、伸びる方向に動きません。普通に暮らしていると筋肉は縮むだけで、コリ固まってきます。そのため、筋肉を伸ばすためのストレッチがとても重要になるわけです。

ストレッチには血圧安定効果も

また、ストレッチには血圧を安定させる効果もあり、筋肉が柔らかくなると、中を通っている血管にもいい影響を与えます。若さを保ちたい、健康に過ごしたいという人は、積極的にストレッチを日常生活に取り入れてみてください。

腸腰筋ストレッチのやり方

それでは「艶男(ツヤダン)式ストレッチ編」最後の「腸腰筋ストレッチ」を始めます。まずは、マットや床に両膝をつけて立ちます。

モテる体をつくる20210106/写真①

次に、片側の足を大きく前に出します。

モテる体をつくる20210106/写真②


そこから、後脚のついている膝をできるだけ後ろで固定しながら、体を立てた姿勢を保ちつつ、前に出した脚側へ重心を移動させて、腸腰筋を伸ばします。

モテる体をつくる20210106/写真③

この時、上半身が前傾にならないように注意しましょう(悪い例)。

モテる体をつくる20210106/写真④

これを30〜40秒ほどかけて、左右2セットずつ行います。

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この記事のライター

田島 寛規

田島 寛規

Green Room Products 代表取締役。1975年、東京都生まれ。97年、日本体育大学卒業後、整骨院、病院勤務を経て独立。千葉県柏市の「Green Room柏の葉整骨院」を中心に、Green Room 整骨院グループ、トレーニングジム「T-REVO」やデイサービス「せかんどはうす」、東京.渋谷にパーソナルボディサロン「Natural Bone Technique」、北区にフランチャイズの「王子整骨院」などを展開。


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