短時間で体脂肪を落とすHIITトレーニング「バーピー」の効果とやり方

2020/05/28 ダイエット痩身

短時間で体脂肪を落とすHIITトレーニング(バーピー編)

みなさんは、HIIT(ヒット)というトレーニングを知っていますか?


短時間で体脂肪を落とす効果が期待できる、高強度なインターバルトレーニングのことです。HIITは「ハイ・インテンシティ・インターバル・トレーニング」の略で、トレーニング業界では流行しています。


今回はそんなカロリー消費力の高いHIITの、トレーニング方法についてご紹介いたします。


HIIT(ヒット)は有酸素運動の10倍の効果


気になるHIIT(ヒット)のトレーニングの効果は、一般的な有酸素運動のなんと10倍近くのカロリーを消費するとも言われています。


ただし、この運動はかなりきついものです。さまざまな全身運動を組み合わせて、休憩を秒数単位ではさみ、さらに強度の高いトレーニングを短時間で行います。


体は、激しい運動をした後には、カロリーを消費しやすい状態になります。これには運動後の過剰酸素摂取量(EPOC)が関係しています。


疲労した体を元の状態に戻そうと酸素消費が増え続ける「アフターバーン効果」の影響によるものです。


短時間で痩せたい、引き締めたいといった効果はもちろん、前回も紹介した錆びない体を作るには、運動をしっかり行い、抗酸化能力を高めて酸化しにくい体づくりをすることが大切です。



HIITトレーニングなら全身を鍛えれるバーピーがお勧め


それでは、HIITのトレーニングでマストと言える「バーピー」をやってみましょう。

「バーピージャンプ」とも言い、スクワット・腕立て伏せ・ジャンプの動作を一連で行う、全身運動です


まずは立位から屈伸するようにしゃがみ、肩の真下あたりに手を付きます。HIITトレーニング「バーピー」やり方1


次に、体が1枚の板になるように脚を素早く伸ばし、腕立て伏せの状態を作ります。この時、腰が反ったりしないよう腹筋に力をいれて、体を一直線にすることを意識してください。


HIITトレーニング「バーピー」やり方2

そこから、また屈伸の姿勢へと戻ります。


HIITトレーニング「バーピー」やり方3

最後に、立位の姿勢まで起き上がります。


HIITトレーニング「バーピー」やり方4

この動作をできるだけ素早く安定的に、30秒×3セット行ってみましょう。慣れてきたら、前回の「スパイダーマン」と組み合せて2種類を交互に行うと、よりトレーニング強度が増します。


例えば「スパイダーマン」30秒、休憩30秒、「バーピー」30秒、休憩30秒、これを2から3セットほど行ってみてください。かなり効きますよ。


次回は錆びない体を身に付けろ!【男磨きトレーニング編】3種目の「スクワットジャンプ」を紹介します。


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この記事のライター

田島 寛規

田島 寛規

Green Room Products 代表取締役。1975年、東京都生まれ。97年、日本体育大学卒業後、整骨院、病院勤務を経て独立。千葉県柏市の「Green Room柏の葉整骨院」を中心に、Green Room 整骨院グループ、トレーニングジム「T-REVO」やデイサービス「せかんどはうす」、東京.渋谷にパーソナルボディサロン「Natural Bone Technique」、北区にフランチャイズの「王子整骨院」などを展開。

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