本は誰でも書ける!仕事、副業、趣味に活かし「自分の生きた証」にも

2021/05/30

男性力アップ術20210416/

私は職業柄、「本を書いてみたら?」と、よく人に勧める。なぜそんなことをするのか? それは本を書くことで人生の充実度がまったく違ってくるからだ。

ところが、多くの人が「そんな大それたこと、自分には無理」と言う。そんなことはない。私は「本は誰でも出せる」と断言したい。

もちろん、書店販売の「商業出版」は難易度が高い。また、実費出版なら100%出せるが、高額なお金がかかる。しかも、書店にはほとんど流通しない。

そこで、まずは「電子書籍出版」と「オンデマンド出版」をお勧めしたい。電子書籍なら、お金もかからないうえ、商業出版レベルのカッコいい表紙の本が100%出版できる。印税ももらえる。オンデマンド出版も同様で、アマゾンで1冊から紙の本を販売でき、印税ももらえる。

自分史は子孫の教育書になる

自分史は、人生を振り返るだけなので、とても書きやすい。しかも、ふだん面と向かって言えない「思い」や「人生訓」を家族に伝えることができ、家族との絆が深まる。自分が亡き後も、「自分史」の中に生き続けることができる。子孫への教科書にもなるのだ。

ビジネスノウハウを書けば講座が開ける

「ビジネスノウハウ」の本を書いてみるのもお勧めだ。長年携わった仕事の専門知識を、入門者向けに1テーマ1200文字前後で、30テーマほど書けば、1冊の分量なる。

そして、その書籍の最後にメルマガ登録フォームを記載すれば読者を集められる。その後、読者向けにオンライン講座を開催したり、交流会を開くこともできる。新しい人間関係や講座ビジネスの道が開け、人生の景色は大きく変わる。

趣味の入門書で人生は10倍楽しくなる

大好きな趣味の楽しみ方を、ビジネスノウハウと同様、30テーマ前後にまとめると本ができる。読者との交流も期待できる。

「40代からのグランピング入門」「50代からのオヤジサーフィン入門」「はじめての海釣り&料理入門」など、自分の特徴を打ち出すことで限定的だがマニアックなファンを獲得できる。商業出版で書かれるような広いテーマではなく、「こだわりのテーマ」で思いきり書いてみよう。

副業ノウハウを書けば副業がさらにうまくいく

もう一つお勧めは「副業のノウハウ書」。自身が体験してうまくいった副業のやり方を書くのだ。

これもまた、講座化できる。後輩や同志を育てることもでき、高い満足感を得られる。収益も見込めるので、いいことずくめだ。

さらに、副業ノウハウの執筆は定年後に大きな効果をもたらす。定年退職後、副業は本業になる。その道のプロになり、弟子を増やし続ければ、潤沢なキャッシュフローが見込める。

どうだろうか? 本を書くと人生の景色が変わり、人間関係も変わる。自分の主張に共感した読者との新しい出会いが待っている。主役はあなただ。生きた証しを文字に載せて自分の理解者たちに届けよう。

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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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