ダメ男がモテるたった一つの方法とは?

2020/11/02

男性力アップ術20200904/イメージ

仕事がデキる男はモテる。しかし、私が知るかぎり、「窓際」でも「低年収」でも、しっかりモテてる男たちはいる。会社で「ダメな人」だからといって、「社外」でダメな人とはかぎらない。それが世の中の真実だ。

仕事の失敗で「自分の人格」まで否定するな 

「また怒られた」「なぜ怒られるのか?」…。職場で怒られ続けると、セルフイメージが下がっていく。「あいつはデキないやつ」「信頼できないやつ」という周囲の空気感も二次災害的に心を傷つける。そのうえ、給料の減額や左遷、リストラの恐怖が三次災害として襲ってくる。

そして、もうひとつの災害。最大にして最悪のマイナスが「自分は社外でもダメな人間に違いない」と思い込むことだ。しかし、会社でダメだからといって、プライベートでの交遊も、恋も、趣味も、将来の夢も、さらには人生全体が「ダメ」だと思い込むのは大きな間違いである。


会社の評価は「社内成績表」でしかない

「会社で評価されない」。それは「不得意なスポーツで良いプレーができないこと」と同じ。だから、必要以上に引きずられることはない。会社を切り離し、「社外での成績表」を上げればいい。

ある40代のバツイチ男性は「小型一級船舶」の免許を取得し、20−50代の男女仲間でヨットを所有。春から秋にかけて、毎週のようにヨットで遊んでいる。

共同所有なので、それほどお金もかからない。しかも、そこには20、30代の女性も入れ替わり参加する。「船長」として尊敬の眼差しを受け、デートをする女性にも事欠かない。

男性はこう語る。「会社では波風立てないように、おとなしく仕事をしています。でも、ヨットでは別人! 自分が先陣を切るし、操船を教えるし、みんなを楽しませますよ」


こんなにいた! 社外で輝くオヤジたち

私は「サードプレイス充実の奨励本」を書くことが多い。それを読んで実践した人から多くの報告が寄せられる。

「読書会はじめました」「BBQサークルをつくってイベントをやっています」「初心者の釣りガールたちに講習会を開いています」「ジョギングサークルつくって走っています」「ナイトハイクしています」「サーフィン部つくってバツイチ男女で集まっています」「みんなで野菜農園をやっています」などなど。

彼らのフェイスブックを見ると、まぶしい笑顔が満載だ。誰に命令されたものでもなく、自分で決めてつくったパラダイスがそこにある。


休日も「会社人間」の人、別人格になる人

休日を「休むだけ」「癒やすだけ」に使うのはもったいない。休日には、もう1つの「自分が輝くステージ」を持とう。残りの人生の7分の2が輝き、確実にモテ続ける。

もう1つ重要なことがある。同世代だけで集まるのではなく、20代も含めたさまざまな男女が集まれる雰囲気をつくりたい。同世代だけで集まると、やがて「老人会」になってしまうからだ。

自分は会社の一部ではなく、「会社が自分の人生の一部」であることをいつまでも忘れずに、生きることを楽しみたい。

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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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