今年こそ自分らしさを取り戻したい人にそのコツを伝授

2022/01/29

俺活入門20220121/

「今年こそは後悔のない1年を歩みたい!」。そんな決意をしたなら、「好きで得意なことへの没頭時間を増やす」のが一番だ。リモートワークや副業時代の今、会社外での活躍の場は大きく開かれている。副業が禁止されているなら、報酬をもらわなければいい。いますぐ実行し、本来の自分らしさを取り戻そう。


■「好きで得意なことをしている時」が一番幸せ

小学生時代の夏休み、虫取りに没頭した“恍惚の瞬間”を思い出してほしい。あの状態を取り戻すこと。それが今年の目標だ。

大人でも幸せな顔をしている人たちがいる。彼らは子供時代の夏休みと同様、「大好きで得意なこと」を仕事にしているのだ。あるいは、社外で好きな活動をしている。「好きに没頭する時間」が圧倒的に多いのだ。


■好きに出会うにはまず遊ぶ

まずは週末、興味があることを全部体験してみよう。今、多くの中高年は何が好きなのかわからなくなっている。だからこそ、何十枚もの「遊びのリトマス試験紙」を試して、心が反応する対象を探す。その実験を半年くらい続けると、答えが見えてくる。


■「好き」と出合ったら「得意」をかぶせる

好きなことを見つけたら、次に「得意」をかぶせる。今までのキャリアで培った得意技や知り尽くしているビジネスモデル、詳しい業界など、「得意なこと」「詳しいこと」を「好きなこと」とつなぐのだ。それだけで「オンリーワン」が生まれる。

たとえば、「人が集まる場所づくりが好き」な人が旅行会社勤務ならツアーを企画する。システムエンジニアなら「人に好意を伝えるITシステム」を作ってもいい。教育者なら「コミュニティのつくり方」を講座化するのはどうだろう。

こうした“かけ算”で生まれたオンリーワンのポジションがあなたの「居場所」になる。


■「好きで得意」な活動を表現する

「誰かに必要とされること」で、私たちは最も幸せを感じる。そのためにはまず、自分の活動をわかりやすく社会に表現する必要がある。その方法としては、すでに世の中に存在している「商売の型」にはめて伝えるのがいい。

前述の「人が集まる場所づくり」がしたいなら、「イベント&コミュニティ業」という形で伝える。そのほかにも「教育型」「商品販売型」「コンサルティング型」「消費財販売型」といったさまざまなビジネスの形がある。職業図鑑をじっくり読めば、提供のヒントになるビジネスが見つかるはずだ。


■「役職定年クライシス」なんか怖くない

「会社員として大好きな仕事をしてきた」と明快に言える人は少ないだろう。だが、「自分なりに納得して働いてきた」人は多いはずだ。給料とポストが与えられ、「会社に必要とされてきた」からだ。

ところが、役職定年で「自分が必要とされている感」は半減する。そうなったら「好きで得意なこと」を探すことをお勧めしたい。「好き」が見つかれば、社会から必要とされている感を楽しく維持できるからだ。


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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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