あなたは「大人は楽しいぞ!」と子供に胸を張って言えますか?

2021/08/14

男性力アップ術20210702/

あなたは今、幸せを感じているだろうか?

米ダートマス大学のデービッド・ブランチフラワー教授が調査した「人生の幸福度と年齢の関係」によると、日本人の「最も幸福度が低い年齢」は49歳だという。この“アラフィフ・クライシス”を乗り越え、「子供の頃に夢見た『幸せな大人生活』」を取り戻す方法を考えてみたい。

■「大人は楽しいの?」子供の質問に何と答えるか?

「大人になったら楽しいの?」。もしも自分の子供にそう聞かれたら、あなたは何と答えるだろうか。

「世の中は厳しい。お金のために嫌なヤツにも頭を下げなきゃいけない」「給料とは我慢料のことだよ」と伝えるだろうか? そうではなく、できれば「大人は楽しいぞ」と言いたいものだ。

私たちは未来を生きる子供たちのお手本でなければいけない。大人がつらそうな顔をしていれば、子供たちは希望を失う。私たちが楽しそうにしていれば、子供たちにも楽しい未来がやってくる。

■あなたが子供の頃に夢見た姿は?

あなたは子供の頃、未来の自分をどう想像しただろうか。「自信たっぷりに、人生を楽しんでいる」姿を想像していただろうか。

しかし、現実は違った。作り笑顔をして、毎日を過ごす。ストレスで倒れそうでも働き続ける。そんな日々を送っているかもしれない。

私たちの人生はまだまだ続く。だからこそ、子供時代を思い返し、生き方を変えるべきだ。かつて夢見た未来の自分に少しでも近づけるよう、今日から小さな工夫をしよう。

■「あの頃やってみたかったこと」を始めてみる

「大人は楽しいぞ!」。子供たちに胸を張ってそう言うために、やれることはいくらでもある。例えば、子供時代にやってみたかったことを趣味で始めるのはどうだろうか。

歌手になりたかったという人は、自分で作詞作曲し、楽器が弾ける友人を集めてスタジオで演奏会を開いてみる。釣り名人になりたかったなら、釣りサークルを作ってみよう。作家になりたかった人はブログを開設して自作を発信する。電子書籍を出版したり、オンデマンドの紙の本を出版することもできる。

自宅の1階をカフェにしたり、カフェカーを始めることだって、やる気さえあれば可能だ。

そうやって日々の生活を楽しむことで、心の底から「大人は楽しいぞ」と子供たちに言うことができる。必要なのは、ちょっとした冒険心だけだ。

■好きで得意なことをして輝く

家族を養うために与えられた仕事をこなしてきた人も、50代からは「好きで得意なこと」を始めよう。好きで得意なことをしている人は目が輝き、動作も躍動的で、自然体だ。子供の頃の自分自身に胸を張って「おれは楽しいぞ」と言える。50代以降はそんな人生を歩んでいこう。


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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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