本当の生き方を見つける5つの方法

2022/11/18

俺活入門20221028

残された人生を有意義に過ごしたい! これは万人の願いだ。誰もが「本当の生き方」と出会いたいと願っている。そこで今回は、イキイキと「俺らしく」生きている50歳以上の男性が過去にどんな手を打ってきたのかについて紹介したい。

■社外に「サードプレイス」を確保した

会社の考え方だけに浸りきらず、社外でさまざまな人と語らったかどうか? 実はこの習慣があるかないかで、結果は決まってしまう。

社外に「サードプレイス(第三の場所)」があることで、常に「自分の感覚」に戻れて、自分を「伸ばしたい方向」に伸ばせる。自分らしく磨き上げられるから、ブレることがない。

これが「会社だけ」だと難しい。「会社の望む方向」にしか自分を伸ばせない。会社はしょせん、他人が作った「箱」。自分らしくなれるサードプレイスを持ち、自分の羅針盤が狂わないように心がけたい。

■合わない仕事に見切りをつけた

実になる努力と、ならない努力がある。合わない仕事に耐え続けることは自分にとっても会社にとっても、よくない。かつての私がそうだった。会社にも迷惑をかけ、家族にも迷惑をかけていた。

見切りをつけて、「自分らしく、得意な仕事」を始めたら、取引先も家族もハッピーになった。好きな仕事はパフォーマンスが上がり成果が出る。稼げるうえに楽しいので周りもハッピーになる。合わない仕事にはできるだけ早く見切りをつけたい。

■仲間としっかり語らった

自分が気づいていない「特技」や「相性」に仲間が気づくことがある。仲間と話しているうちに、自分らしさに気づくこともあるだろう。

50代にもなると頭が賢くなりすぎて視点や気持ちも凝り固まりがち。だからこそ、違う感覚や能力をもった仲間と語ろう。「これから何をすべきか」という夢を語らえば、生き方のヒントが交換できる。私は月1回、そういう語らいをしているが、そのたびに未来の景色が輝いて見える。

■権威崇拝主義から脱した

自分らしさを失う理由の最大の敵は権威主義だ。かつて、あるエリート官僚が「自分が何なのかわかりません。虚無です」と打ち明けてきたことがある。人生のスコア的には勝ち続けてきたが、「自分の色がない」と自身を責めていた。

また、ある東大卒の弁護士事務所所長も同様に悩んでいたが、彼は趣味として劇団に入ることを選び、将来は自分の劇団を持つと宣言した。無色透明を脱して自分の絵の具で人生に色をつけ始めたのだ。

■隠れて努力をした

水面下で努力をした人が、自分らしさにたどり着く。物書きになりたくてウェブメディアの連載に応募したり、動画カメラマンになりたくて休日にボランティアでアシスタントをしたり、カウンセラーやコーチングの勉強をしたり、コツコツとブログを書く人もいる。

そうやって「隠れた努力」をした人が「自分らしい本当の人生」を手に入れる。1つの行動が、大きく未来を変えるのだ。






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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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