生き方に迷ったとき、「良かったこと日記」を書くべき7つの理由

2022/09/16

俺活入門20220819

「最近なんかパッとしないなぁ」と感じているなら「良かったこと日記」をお勧めしたい。ここ最近の「良かったこと」を書き出す習慣をつければ、自己肯定感や自尊心、そして「よりよく生きるための方程式」が明確になり、「幸福度」「達成度」が一瞬で上がる。その理由を説明しよう。

■成長を確認できる

自分が日々成長していることを確信できる。「小さな成長」だが、その累積を目視することで達成感は一気に上がる。「努力は無駄じゃなかった」「確実に実りつつある」と認められ、揺るぎない自分軸がつくられる。

■自分の強みに気づける

「うまくいったこと」は、「自分の強み」でもある。そのまま努力を継続すれば、多くの実りが期待できる。成果が引き寄せられ、幸福も引き寄せる。その逆に「不得意なことへの執着」は劣等感を高め、後悔を呼び寄せる。残された人生は「強み」にフォーカスした方が断然いい。この日記は、その意思決定の指針となる。

■幸せの方程式がわかる

「こうすれば幸せになる」がわかれば、それを再現すればいい。「自分は何をすれば幸せなのか?」の迷子から脱出できる。私も「良かったこと日記」に「家族を車で送迎したら幸せな気分になった」と書いた。「埋もれていた小さな幸せ」に気づけたのだ。その後、送迎を頻繁化して幸福度はさらに高まった。

■勝ちパターンがわかる

「良かったこと日記」には「仕事の成果」も書き込もう。これはまさに、「勝ちパターン」の洗い出しでもある。「なぜうまくいったのか?」を細かく分析すれば、日記が「勝利のマニュアル」になる。

■無駄なことに気づく

「良かったこと日記」に書かなかったことは「徒労」だ。無駄と分かったことはリストラしよう。自分を苦しめているもの、諦めた方がいいこと、離れた方がいい人が明確になり「ストレス」が減る。

■目標が明確になる

「人生の伸びしろ」が明確になるのも「良かったこと日記」の魅力だ。伸びしろがあることには没頭したほうがいい。「良かったこと日記」との対話の中から新しい目標が生まれる。その目標に従って人生をシフトし、幸福度が上げたい。

■悔いが残らない

消化不良の日々が改善できる。心、思考、行動が定まり、すべての行動を咀嚼して飲み込み、人生の養分に変えられる。「これで良かったんだ」という腹落ちで、悔いの残らない人生へと進める。

     ◇

私も、ここ数日モヤモヤしていたが、「良かったこと日記」を久々に書いてみた。すると、20個の良かったことが言語化された。今の自分を認める意識が湧き上がり、自信が出てきた。同時に、反省点も浮き彫りになった。

「良かったこと日記」は、50歳からの俺活人生をメンテナンスするのに欠かせない習慣だと改めて思う。








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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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