「忍耐労働」はオヤジの勲章だ

2022/08/05

俺活入門20220708

この連載は「僕」や「私」ではなく「俺」を主語にした生き方を取り戻そう、との思いでスタートした。その反響は大きく、前回の記事掲載後も、配信先のヤフーニュースで読者の意見が飛び交った。その中で筆者の心をえぐったのが「家族を養うために10年間、会社で文句を言わず奴隷になっている」という書き込みだった。

“忍耐労働”は浮かばれないないのか? いや、そんなことはない。家族を支えることだって立派な「俺活」だ!

■家族のために「堪え難き」を堪えた

「もうストレスの限界。悔し涙が頬を伝う…でも、家族のために会社は辞められない」。これは今、会社で働くオヤジたちの多くが一度は抱く思いだ。

心を殺して会社にしがみつき、家計を、家族を守る…。それも立派な「俺活」だ。会社では窓際でも、家では胸を張って父として、夫として「俺」で生きればいい。

■自分へのご褒美があってもいい

ただ、家族を守るための忍耐労働に耐えているオヤジも人間だ。忍耐の代償としての「ご褒美」も時には必要だ。家族との休日に「俺らしい趣味」を持ち込み、家族で楽しんでもバチは当たらない。あるいは、仕事帰りに1時間、大好きなことをしてもいい。隙間時間をうまく使って「俺」になってほしい。

■幸せは自分で取りに行く

会社はつらくても、家庭が憩いの場であればいい。だが、家庭でも忍耐を強いられる人もいる。そんな人は、本当の自分になれる空間を必ず1カ所は確保したい。スポーツ、趣味、学習などのエスケープゾーン=幸福を感じられる場を探そう。

■脱・会社人間宣言で人生を取り戻す

大切なのは「この会社でダメだからといって他の仕事でもダメ人間だとは思いこまない」こと。職種や環境、人間関係が変わったことで、窓際族からメインストリームに返り咲いた人もいる。

視線を社外に向け、オフのときは心を会社から切り離す。「脱・会社人間」を心の中で宣言し、会社でも家でもない第3の場所(サードプレイス)や副業などを探してみる。虎視眈々と抜け道を探してほしい。

■サードプレイスの「俺活」で人生を変える

サードプレイスはぜひ持ってほしい。これは“心の座りがいい場所・仲間”のことだ。サードプレイスを楽しむことで、忍耐労働で心が壊れないようなバランスがとれる。1人で楽しんでもいいが、数人の仲間がつくれれば世界は広がる。サードプレイスにたくさんの「俺活仲間」がいる状態を目指したい。







  • はてなブックマークに追加

この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


RECOMMEND

-AD-