中高年男性が「楽しい未来」を想像するための「技術」とは?

2022/06/24

俺活入門20220603/

「もっと楽しく生きたい!」。それは万人の願いだ。だが実際は「来月の遊びの計画」すら立てられない人が多い。不安、焦りなどの心の雑音に邪魔され、楽しい未来が描けないのだ。そこで今回は「楽しい近未来」を想像し、ワクワクしながら計画をたてる方法をお伝えしたい。


■何もしない日を決める

仕事も、家事も、家族行事も何もしない。そんな「フリーダムデー」をつくる。まずは仕事をやっつけて、悔いなく休めるようにする。「一切、何もしない」と決めた日は、スマホもパソコンも切って、心のノイズを断ち切る。家族には「よりパワーアップするために人生を見つめ直す」とでも告げて、その1日を確保しよう。


■ノートを1冊持って一人旅する

ノートを1冊持ち、海辺や温泉地へ一人旅をしよう。目的地に着いたらグルメやお酒はほどほどにして、まずノートを開く。そして、感情の赴くまま「やってみたいこと」をノノートに書き残すのだ。とにかく書く。中断してはいけない。いつしか自分が、「未来にワクワクする、まったくの別人」になっていることに気づくはずだ。


■楽しい遊びだけ考える

「あれをして、これをして…」と普段考えないような「遊び」を連鎖的に考えていく。「中古リゾートマンションと中古ヨットを買って、家族や友人と過ごす。太陽と海を思いきり感じる。仕事もリモートワークにする」。そんな、未来のロマンを映像で思い浮かべる。想像するだけならタダで済む。


■いくらかかるのか?を考える

お金がすごくかかりそうなことでも「中古にする」「借りる」などの選択で、意外に安価にできることがある。この驚きをまず感じることが大切だ。お金がかかるに決まっている、と決めつけてはいけない。ちなみに中古ヨットは今なら200万円台から買える。


■ビジネスにして補填を考える

ワクワクにかかる費用を補填する方法も考えてみよう。たとえば、「簡易なビジネス」で補填できないだろうか。中古リゾートマンションを「接待場所として貸す」「婚活イベント主催者に貸す」「会費制で仲間に貸す」などだ。単なる浪費という罪悪感を払拭でき、同時にワイワイとした活気も得られる。


■一緒にやる友人の顔を想像する

「誰と一緒にやったら楽しいか?」を考える。気の合う友人との互いの役割も想像する。船の会員管理はAさんで、マンション管理はBさん…などと勝手に想像して楽しもう。


■友人に話してみる

「一杯いこうか」と友人を誘い、1対1で話してみる。すぐには実現しなくても「夢を語る」豊かな時間が過ごせるだろう。焦らなくていい。「夢の途中」もじっくり楽しもう。そして、時がきたら、ゆっくり実現するのだ。

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この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


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