おじさんでも「感じのいい人」になれる方法

2022/06/17

俺活入門20220527/

昨年とは打って変わって、リアルの会合や交流会の催しが増えてきた。もちろん、すべてに参加する必要はない。プライベートならば「心地よくなれる会合」だけ参加するのが「俺活流」だ。そんな会合で、「感じのいい人」と思われる方法を今回はお届けしたい。筆者がこれまでに開催したり参加した会合の中で「感じが良かった50代以上の男性」の特徴をもとに紹介する。


■ゆったりしていて明るい

感じのいい人は「仕事モード」が完全に抜けていて、ゆったりとしている。そしてどこか陽気な空気を身にまとっている。その場を楽しもうとする気持ちが明るいオーラとなって立ち上っている。人は“明るいところ”に心引かれるものだ。


■リラックスしていてよく笑う

リラックスした雰囲気を出せるのは、ストレスなどで心がこわばっていない証拠。自分が納得いく働き方や生き方をして、ストレスも上手に消化できている人だ。そういう人は笑顔が自然体で、顔の筋肉もよく動き、表情も柔らかい。細かいことを気にせず、自分の失敗も他人の失敗も、一緒にボケるか、受け流す。


■「してもらう」より「してあげる」

「ワインをどうぞ」「何か取りましょうか?」。そんな「おもてなし」のスタンスで接する人は感じがいい。逆に、「尊敬されたい」という不自然な願望で内面がこじれている人は、自分にばかり意識がいき、おもてなしができない。「自分がどう思われるか」ではなく、「周囲の人といかに楽しい時間を過ごすか」に心をチューニングすることが大切だ。


■ファッションでミスしない

ファッションはマナーであり教養である。ダサい格好で会合に参加することで損をするのは自分自身だけではない。その会合の価値を下げ、主催者の顔もつぶす。

ファッションセンスがないと自覚しているなら、ファッション誌でショップを探し、そこのスタッフにコーディネートしてもらおう。一瞬で問題は解決する。


■自分をカテゴライズしない

「無の境地」の人は感じがいい。どこぞの会社の幹部だろうと有名人だろうと、それをひけらかしたり、マウントをとろうとはしない。肩書が会話の邪魔をすることを知っているので、聞かれるまでは肩書を言わない。本当に自分に自信がある証拠である。


■話をしっかり聞き、聞き返す

50代を超えると、自分の話ばかりする人が増える。会合では「いい感じの人」どころか、「嫌な感じの人」だ。

感じよくするには、相手から学ぶ気持ちで話を聞き、必ず2回から3回の質問をするべきだ。自分に興味を持ってくれた相手に人は好意を抱く。この基本をもう一度思い出そう。

リアルな会合で「感じのいい人」と思われたら、魅力的な人がどんどん集まってくる。それがあなたの運気上昇にもつながるはずだ。

  • はてなブックマークに追加

この記事のライター

潮凪 洋介

潮凪 洋介

エッセイスト・作家。著書累計70冊、168万部。「男の色気のつくり方」「もういい人になるのはやめなさい」「バカになれる男の魅力」「アナザーパラダイスの見つけ方」「自分の壁の壊し方」など。大人の海辺の社交場「芝浦ハーバーラウンジ」をプロデュース、累計7800人が参加。ライフワーククリエイト協会を設立、「会社でも家でもない”サードプレイス“で好きなことでライフワーク起業しよう」をテーマに講座を実施。


RECOMMEND

-AD-