【ウィズコロナ時代のアウターウエア】換気のいい屋内でも寒くないカジュアルコート

2020/12/23

モテる男の1万円服装術20201209/メンズメルローズ赤着画

12月を迎えると、街なかのウィンドウ・ディスプレイは「赤」色が目立ちはじめます。

男性のみなさんはほとんど知らないと思いますが、女性の下着売り場は12月に入ると、これでもか!というくらい「真っ赤」な下着を着せたマネキンが何体も並び、冬の風物詩になっています。



クリスマスを盛り上げる「赤」

今年は、コロナ感染拡大の影響で、忘年会やクリスマス・パーティーの開催が少なくなっていると思いますが、街なかのウィンドウ・ディスプレイの「赤」色の服や小物は、クリスマス気分を盛り上げてくれます。

通常、12月の男性の洋服売り場にはコートが多く並びますが、「赤」色はほとんどありません。ビジネス用の黒やネイビー、ベージュの無地のトレンチコートやステンカラーコートがほとんどです。

赤い服に積極的に挑戦を

前回のコラムでお伝えした、ノーカラー型のライトダウンやワークシャツにも挑戦してほしいのですが、12月はぜひ、赤い色の服も積極的に取り入れてみませんか。

今回ご紹介するジャージーメルトンスタンドカラージャケットは、華やかすぎない赤なので、ほどよくクリスマス気分を盛り上げてくれます。今まではワイシャツの上にビジネススーツを着ていることが多かったため、コートはベーシックカラーのビジネスタイプを持っていれば十分でしたが、セーターやカーディガンを着ることが多くなった今季は、写真のような風合いのカジュアルコートのほうがしっくりきます。

屋内でも着られる防寒対応のアウター

また、最近は「気密性」よりも「換気」が重要視される世の中になりました。そのため、半屋外・半屋内のような空間で着られるように、おしゃれさと防寒を兼ね備えたアウターコートがあると便利です。

このコートは衿がスタンドカラー(=立ち襟型)になっているので、着た時の印象がスタイリッシュに決まります。さらに、袖口を軽く折って着ると、単に「服を着ている」状態から、「服を着こなしている」雰囲気を出すことができます。袖口を折り返したときに見える色と手袋などの色を合わせると、手軽に「リンクコーデ」ができあがり、女性はそのおしゃれさにグッときます。

ささいなことのように感じますが、そのようなことができると、おしゃれが断然楽しくなりますね。今年の冬は赤い色合いのコートでクリスマス気分を味わいませんか。

写真はメンズメルローズのジャージメルトンスタンドカラージャケット(税別2万3000円)

  • はてなブックマークに追加

この記事のライター

こうの めぐみ

こうの めぐみ

50代以上のデート・ファッションを提唱するパーソナル・スタイリスト。婚活中の人のプロフィル写真用スタイリングのほか、豪華クルーズ船に乗る人のスタイリングなども手がけている。日本元気シニア総研研究委員。


RECOMMEND

-AD-