梅雨時期を驚くほど爽やかに過ごせるユニクロの魔法の肌着

2021/07/05

モテる男の1万円服装術20210630/ユニクロシャツ

梅雨時期の服装で気になるのは汗のニオイ。汗臭の正体は、かいた汗が乾く前に皮膚常在菌と結合し生じるガスです。特に脇汗がニオイの原因になることが多いですが、人前で脇汗をぬぐうのは難しい。そこで今回は、「汗ニオイを解消する肌着」について紹介します。

前回は「1枚で着ても、羽織っても、おしゃれなクリーミーカラーのシャツ」を紹介しました。ただ、どんなにステキな洋服でも、汗くさいニオイが漂うと台無しです。そのためニオイ対策の基本として「シャツに肌着を合わせる」という習慣が男性の間でも定着してきました。

問題はその肌着の種類です。これは、いまだ検討の余地があるのではないでしょうか。

「朝、カラッとしていた肌着が、夕方には脇汗で湿っている」という体験は、誰もが一度はしているはず。天然繊維100%のコットン肌着に汗を吸わせるには、生地の性質上、限界があるのです。

そこで今回注目したアイテムは、8つの快適機能がついたユニクロのエアリズムマイクロメッシュ。数あるエアリズムの中でも秀逸です。

かいた汗を乾かす「ドライ機能」、汗をかいてもニオイになりづらい「消臭機能」。この2つの機能こそ、私が今年注目する理由です。

マイクロ原糸を束ねて編んだ生地は毛細血管のごとく、吸収した汗を生地全体に拡散させ、汗を蒸発しやすい環境をつくります。毛細管現象と呼ばれるこの科学アプローチは、天然繊維にはない魅力です。

同時に、アンモニアや酢酸、ノネナール、イソ吉草酸といったニオイの元を吸着、もしくは中和する機能も織り込まれています。まさに、機能性下着という名称にふさわしいスペックです。これだけの機能がついた肌着ですから、シャツだけでなくポロシャツやTシャツを着る際にも活用したいですね。

このとき、首元からチラッと肌着が見えても目立たないようベージュ色を選ぶのがおすすめです。また、サイズに迷ったらジャストサイズにしましょう。ダボっとしている状態では、せっかくの機能が作用しづらいからです。洗濯で若干伸びることも想定したチョイスです。

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ファッションの流行はオーバーサイズですが、機能性下着はジャストサイズということをお忘れなく。


【写真】ユニクロのエアリズムマイクロメッシュVネックT(半袖、990円)

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この記事のライター

森井 良行

森井 良行

スタイリスト。のべ4500人を超えるビジネスマンの買い物に同行し、現在はおしゃれを学ぶコミュニティ「エレカジ大学」を主催。「日本元気シニア総研」研究委員やAll Aboutメンズファッションガイドを務める。近著は『38歳からのビジネスコーデ図鑑』(日本実業出版社)。


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