男のファッション、この秋の大本命色は「テラコッタカラー」

2020/09/24

モテる男の1万円服装術20200916/テラコッタカラーシャツ

残暑厳しい日と涼しい日が交互にやってくる9月。日本には四季があり、さらに今年は新型コロナウイルス感染の危険性から換気が必要になったことで、建物内にいるときはもちろん、公共交通機関でも窓が開放されたままのことが多く、服装で体温調整しないといけない場面が増えました。

リモートワークで多様な服が必要に

今まで、男性は服のバリエーションが少なくても事足りていました。ですが、このコロナ禍になって以来、リモートワークだけになっている人や、1週間のうちの特定の曜日や決まった時間帯だけ出勤する働き方に変化してきました。そのため、気温や湿度、冷暖房、換気にも対応できるよう、さまざまな服が必要になってきたといえます。

シャツひとつとっても、ボタンをきちんと閉めて着ることもあれば(=インナーとしての機能)、羽織って着る(=アウターとしての機能)2通りの方法があります。


秋の大本命色、テラコッタカラー

前回は、「淡い色のカラーシャツ」を身につけることで、季節を超越した爽やかさの演出が可能であることをお伝えしました。今回は秋の大本命である、テラコッタカラーのシャツをご紹介します。

このシャツは、子供っぽい顔立ちの人ならインナーとして着ると上品な大人っぽさをかもし出せます。一方、多少老けた顔立ちの人は、Tシャツの上に羽織る着こなしで若い雰囲気と艶っぽさを感じさせ、女性からの印象もよくなります。そんな魔法のアイテム(?)なのです。

注意すべきは素材感です。綿100%のマットなものだと落ち着きすぎて、オジサンぽくなってしまいます。そこで、ポリエステル素材などのツルツルした手触りで光沢があるものを選ぶことが大切です。


予定、気候、天候…を計算して服を選ぶ

淡い色のシャツは陽射しが強めの日、オンライン上で「さわやかに見せたい」ときに似合いますが、写真のようなテラコッタカラーのシャツは涼しくなってきた日、シックで落ち着いた雰囲気によく合い、エレガントな趣になります。

その日に着るべき服を考えるとき、その日の予定だけでなく、気候や天候、室内、屋外の滞在時間をさっと計算して選ぶことができたら、おしゃれも上級者に近づいてきたといえます。

テラコッタカラーはネイビーやカーキ色との相性がいいので、そうした色のパンツと合わせて、秋のおしゃれを十二分に楽しみましょう。秋という季節はあっという間に終わります。テラコッタカラーのシャツにいち早く挑戦し、女性の心を鷲掴みにしてください。 


写真はポリエステル100%で表面がつるつるして光沢のあるコレクティブのサテン調シャツ(税込み6990円)

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この記事のライター

こうの めぐみ

こうの めぐみ

50代以上のデート・ファッションを提唱するパーソナル・スタイリスト。婚活中の人のプロフィル写真用スタイリングのほか、豪華クルーズ船に乗る人のスタイリングなども手がけている。日本元気シニア総研研究委員。


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