テストステロンを上げる男の服オススメはツヤ感のあるラムスキンレザージャケット

2022/01/25

モテる男の1万円服装術20221019/

男性ホルモンのテストステロンは、加齢に伴い低下していきます。それはある意味仕方ないことですが、急激な低下は男性更年期障害などの症状を引き起こします。

テストステロンの減少を防ぐ方法としては適度な運動や十分な睡眠、規則正しい生活や栄養バランスを考慮した食事などが挙げられますが、気持ちの持ちようも大事です。例えば、自由に着たいものを着る、服装を楽しむ。そんな考え方が若さを保ち、テストステロンの減少を防ぐことにもつながります。

前回、テストステロンを高める赤系のボクサーパンツを紹介しましたが、今回は色の話からベクトルを変えて触感の話、具体的には服の素材についてお伝えしましょう。

冬のスーツ、ジャケット、コートなどはウール素材の服がほとんどです。ウールは文字通り、羊から取れる毛のことですが、最近はツヤが増した服が増えてきました。

昔の男性の服の素材は、光沢が少ないマットな素材が一般的でした。しかし最近は女性の服にかなり類似し、光沢やツヤ感があるウール素材が増えてきました。

また、レザー素材も光沢を増しています。オレンジ世代の中高年男性が若いころに着ていたレザー素材の服はワイルドな厚手で、重たくごついものでした。そんな「牛革のブルゾン」を着ていた人も多いでしょう。

ところが、最近のレザー素材のジャケットやコートは、上品に着こなせるシンプルなデザインの服が多くなりました。素材としては、女性の服のように軽くて手触りも柔らかい「ラムスキン」が人気です。

ラムスキンはベルベットのようにまろやかでやわらかな触り心地が魅力で、そのツヤは女性の視線を集めること間違いなし。見られる男性のテストステロンも上がりそうです。

先日私がスタイリングしたラムスキンのジャケットは、まさにツヤを感じさせる服でした。ボルドーとブラウンの中間くらいの微妙な色で、大人の色気をかもし出すものでした。

このラムスキンのジャケットを主役に据え、光沢やツヤとは正反対のマットな素材のウールセーターを合わせます。すると、バランスがうまく取れます。

光沢やツヤ感が強い服同士を組み合わせてしまうと、ハレーションを起こしたように、うるささを感じます。逆に、マットで光を抑えた素材同士で全体をまとめてしまうと、ただの地味な雰囲気になってしまいます。

この足し算、引き算を考えて仕上げると、テストステロン値も高値安定するはずです。

【写真】 ツヤ感と光沢が印象的な上品ラムスキンのジャケットでテストステロン値を上げる

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この記事のライター

こうの めぐみ

こうの めぐみ

50代以上のデート・ファッションを提唱するパーソナル・スタイリスト。婚活中の人のプロフィル写真用スタイリングのほか、豪華クルーズ船に乗る人のスタイリングなども手がけている。日本元気シニア総研研究委員。


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