ビジネスでもカジュアルでも使える「デニスラ」ってご存じ?

2021/11/08

モテる男の1万円服装術20211027/デニスラ1

リモートワークが多くなった今、服に対する要求は大きく変化しています。コロナ禍の前は、仕事から帰ると部屋着や寝間着に着替えていたと思います。私も外出先から帰宅したら、ウエストゴム入りのスパッツにチュニックワンピースというルーズな服に着替えて過ごしていました。

つまり、以前は仕事に出る時は外出着、自宅では部屋着という2択だったのです。ところが、コロナ禍でリモートワークになり、自宅に居ながらにして会議や打ち合わせ、オンラインでのイベント参加を行うようになりました。その結果、かなりの時間を“仕事着”で過ごす人が増えています。

私自身、自宅に居ても、くつろぎ服には着替えられず、仕事着のまま休日や夜間を過ごすことが多くなりました。この1年半、私と似たような生活を送っている人も多いと思います。

そこで前回のコラムでは、服装をピシッと決める「キメ」と、着崩すことでこなれた雰囲気に見せる「ヌケ」のバランスの取り方についてお伝えしました。今回は、その両方を担ってくれるデニムスラックス、通称「デニスラ」を紹介します。

デニスラは、ニットデニムのストレッチが利いたスラックスです。そのため、座りっぱなしでも快適に過ごせます。それでいて、きちんと感はキープしたままなのが特徴です。

従来のデニムは「休日」「カジュアル」の要素が強く、仕事着としての機能は果たしていませんでした。しかし、リモートワークの長期化、カジュアル服の定義が拡大してきたことにより、デニスラはジャケットにも合うように進化しました。

具体的には、クリース(折り目)入りできれいなシルエット、ウエスト部分にシャツの滑り止め機能があり裾がだらしなく出ないという「キメ」の効果の一方で、ストレッチデニムでカジュアル感を演出する「ヌケ」の効果も兼ねているのです。

モテる男の1万円服装術20211027/シャツが出にくい滑り止め

「デニムは休日用」という決めつけはやめて、仕事着にデニスラを選び、新しいビジカジ様式を体感しませんか。きっと、繰り返し着たくなる一着になりますよ。


【えとき】

エドウィンのデニスラ スリム・テーパードEDB102(8690円)

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この記事のライター

こうの めぐみ

こうの めぐみ

50代以上のデート・ファッションを提唱するパーソナル・スタイリスト。婚活中の人のプロフィル写真用スタイリングのほか、豪華クルーズ船に乗る人のスタイリングなども手がけている。日本元気シニア総研研究委員。


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