オンライン会議できちんと見える、とっておきのカーディガン・ジャケット

2020/10/20

モテる男の1万円服装術20201014/1

前回のコラムでは、加齢による外見的な変化を乗り越える方法として、女性のファッション要素を取り入れること、つまり、カーディガン以上、ジャケット未満の「ミラノリブ」のリラックスアイテムが、その問題を解決してくれることをお伝えしました。

オンラインでも「きちんと見える」服が必要

今回も「カーディガン」「ジャケット」と明確には分類できないようなアイテムをご紹介します。

今年はコロナ感染拡大の影響で、仕事中の服装はかなり変化してきました。職場に行く頻度を減らし、リモートワークを導入したばかりの頃は、職場や取引先の人との接触は電話やメールのみ。事務作業だけの人なら、誰にも自分の姿を見せなくて済んでいました。

自宅なら、どんな服装をしていてもさほど問題は起こらなかったでしょう。しかし、オンライン上での会議などが普及してきた最近では、自分の姿を見せながら発言することを求められます。ラフすぎる服装を減らし、きちんとした服装を意識し始める人も多くなったのではないでしょうか。


きちんと見えて動きやすい素材

「きちんと見える」デザインなのに「柔らかく動きやすい」素材で「伸縮性があり、生地が軽い」服がこの秋増えました。

写真のようなカーディガン・ジャケットのセットアップがその代表例です。テーラード・カラーのジャケットなので襟元は「きちんと」見えますが、ジャージー素材のため非常に軽く着心地がラク。パソコン業務が長時間にわたる人にとっては大変助かります。パンツも、ウエスト部分がゴムで素材もジャージーなので、長時間椅子に座ったままでの仕事でもシワになりにくく、ウエスト部分もラクです。

ラクなばかりではありません。おしゃれアップのポイントは裏地の色です。袖口をまくったときや、ジャケットの着脱時にさりげなくのぞく鮮やかなオレンジ色が、日常着すぎない一着です。

モテる男の1万円服装術20201014/2

スーツのようにも見えるカーディガン地のジャケット

上下で着れば、見た目はスーツのようにきちんと見えます。それでいてジャージー素材なので着心地はラク。ウエストもゴム使いなので、一日中着ていても窮屈さを感じません。女性のジャージー素材のワンピースはいつも人気ですが、それは、きちんと見えるのに着心地がラクなためです。ただ、欠点としては、ラクであるがゆえ服のラクチンさに身を任せてしまうと、どんどん太ってしまうことです。

写真のベージュのセットアップは上下別々に着る場合でも色合わせが簡単なうえ、ふと見える裏地の可愛いオレンジ色に女性は胸がキュンとします。このような服を味方につけて、この秋はおしゃれ度をアップさせましょう。

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カーディガンジャケット(税別1万9000円)、パンツ(同1万5000円)。いずれもMEN‘S MELROSE

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この記事のライター

こうの めぐみ

こうの めぐみ

50代以上のデート・ファッションを提唱するパーソナル・スタイリスト。婚活中の人のプロフィル写真用スタイリングのほか、豪華クルーズ船に乗る人のスタイリングなども手がけている。日本元気シニア総研研究委員。


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