今回は大人の雰囲気を保つ「サマーカーディガン」を紹介します。

カーディガンは女性のファッションには欠かせないアイテムです。デザインや色、そして「番手」と呼ばれる編み目の密度（厚さ・薄さ）のバリエーションが男性のそれよりも多く、おしゃれに着こなしやすいためです。

しかし、男性のサマーカーディガンは、もともと選択肢が少ないうえに販売期間も非常に短いため、選択が難しいアイテムのひとつです。だからこそ、他の男性と差別化できるというメリットがありますが、そのためにはデザインや素材をきちんと考えて購入することが大切です。

失敗を避けるにはまず、ビジネス寄りのデザインではなく、プライベートで着るアイテムとして選ぶことです。

ビジネス寄りのカーディガンの代表的なデザインといえば、Ｖネックで前ボタンが３つ、または４つ付いているシンプルでコンパクトなタイプですね。秋冬用に多く販売されていますが、防寒のための要素が強く、若さを感じさせるコーディネートにはなりにくいのが難点。年老いて見える場合すらあります。

今回ご紹介する春夏のカーディガンは、ボタンがなく、少し長め丈でゆったり着るタイプです。コーディネートのコツは、衿元に柄のアクセントがある無地のＴシャツをインナーに着ることです。すると、大人っぽいカーディガン・コーディネートができ上がります。

コロナ禍以降、仕事場でもかっちりとしたジャケットスタイルが減り、カーディガンスタイルでもＯＫな職場が増えました。カーディガンはリモートワークにも最適です。

七分袖でボタンがなく、ゆったりした身ごろのカーディガンはエイジレスなデザインで、年配の人でも年齢不詳に見せてくれることでしょう。新しい服に挑戦するということは、アンチエイジングにもなるのです。

【えとき】

オーバーサイズ７分丈カーディガン（６９３０円）と切り替えポケットＴシャツ（５９４０円、いずれもコレクティブ）