ムダ毛処理の定番中の定番でもあるカミソリでの処理。ごく当たり前に手入れをしている方も多いですが、カミソリでの処理は良い所が何一つありません。今現在も行っている方は今すぐ止めましょう。
カミソリでムダ毛処理がNGな理由
角質を削ぎ落とし肌を痛める
ご存知の方も多いとは思いますが、カミソリでのムダ毛処理は肌をかなり痛める事となります。唯でさえ肌を切る事も多いカミソリが毛だけではなく肌の角質までも削ぎ落としている事が原因の一つで、自然に剥がれ落ちる角質とは異なり無理やり剥がす事となりますので、見た目は変わりなくても肌が乾燥したり、痛みやすくなっていたりします。
毛が鋭くなりチクチクする
カミソリは毛を斜めに切断する事となります。従って毛先が斜めに鋭くなり剃って数日後にチクチク度が増し不快感が増す結果となります。これはガードが付いていても関係なくカミソリの特性となります。すね毛や腕毛等ならまだしもケツ毛をカミソリで剃ると、座る度にチクチクして大変な事になります。
埋没毛(まいぼつもう)になる可能性がある
埋没毛は毛穴の中に毛が埋もれてしまい肌の下で成長をしてしまう事を言いますが、主な原因はカミソリでありカミソリは肌を切ってしまう事も珍しくありません。ムダ毛処理中に肌を少しでも切ってしまうと、その部分の毛が埋もれてしまいニキビの原因となったり肌が黒く見える原因となります。埋没毛は見た目が汚くなる事は勿論治るまでも時間が掛かりますので、なりたくない皮膚の症状の一つです。
毛が濃く見える可能性がある
良く言われている毛を剃ると濃くなるという事実はありません。毛は根本が太く先の方は細くなる特徴があり、そこでカミソリで毛を剃ると先端の細い部分がなくなるので結果太く見えるというのが真相です。当然成長してくる毛も先が無い状態で平ですので太く見える事となります。
- カミソリはこんな事が起こりうる
- 肌を必要以上に痛める
- チクチク感が高い
- 埋没毛を引き落とす
- 毛が濃く見える
カミソリでムダ毛処理を行うならこの方法
専用のシェービングフォームを必ず使用する
よくボディーソープや洗顔フォームで髭剃りやムダ毛処理を行う人がいますがこれは絶対にNGです。通常ボディーソープ等は皮脂を落とす役目があり肌がふやけて弱っている状態となります。その上からカミソリを使用すると当然ダメージが大きいです。シェービングフォームは肌をガードする効果もありますので必ず使用しましょう。
逆剃りはNG！毛の流れに沿って剃る
カミソリはただでさえ肌へのダメージが大きい物ですが、深剃り出来るからと毛の流れに逆らった剃り方を行うと余計にダメージがデカくなります。毛の流れに逆らわず流れに沿って複数回剃る事を心がけましょう。どうしても深剃りがしたい方は順剃りを行った後にゆっくりと逆剃りを行いましょう。
カミソリは頻繁に取り替える
カミソリは元々寿命が長くはありません。保存方法にもよりますがお風呂場で保存をしていると尚更短くなります。毎日使用する方は使い捨ての場合は1週間に1回は交換しましょう。毛が硬い方や量が多い方は3日に1回でも問題ありません。切れないカミソリは肌へ深刻なダメージを与えますので早め早めの交換を習慣付けましょう。
- 最低限行うこと
- シェービングフォームを使用する
- 頻繁に刃を交換する
- 毛の流れに沿って剃る
- 剃り終わった後はケアをする
カミソリより優れたムダ毛処理
すきカミソリ(ヘアトリマー)を使用する
主にすね毛や腕毛の処理に使えるアイテムでカミソリ程ツルツルにならずに丁度よい長さにすく事が出来るカミソリです。串みたいな形状で肌を切る事なく簡単にムダ毛の処理が可能です。ツルツルは抵抗があるけどバランスよく処理したいという方にオススメです。
除毛クリームで全処理
市販の除毛クリーム(脱毛クリーム)を用いる事によりムダ毛の一括処理が可能です。幅広い除毛が可能であり濃い毛も一掃する事が可能ですが、脱毛具合の調整は出来ずに殆どの場合ツルツル状態となります。毛が生えてくる期間は短いので2～3日後にはチクチク状態となる可能性が高いのが欠点です。
脱毛クリニックで永久脱毛
完全にツルツルで殆ど生えてこない状態にするには脱毛クリニックのレーザー脱毛となります。費用も時間も掛かりますが、ほぼ確実に半永久的にツルツル状態へとする事が可能です。費用は約10万円前後で期間は約1年～2年必要となりますが剛毛の方や今後一切処理をしたくない方にへオススメ出来ます。
