【日本より格安】タイで受けられる自毛植毛の費用は?

2021/07/22 自毛植毛

【日本より格安】タイで受けられる自毛植毛の費用は?

薄毛が気になっている人の中には、「クリニックの自毛植毛を受けたいけれど、費用面でハードルが高い……」と考えている人もいるのではないでしょうか?そんな人におすすめなのが、海外のクリニックで自毛植毛を受けることです。

今回は、タイにおける自毛植毛について解説します。

タイでも受けられる自毛植毛

日本ではなくタイでの自毛植毛を考えるとき、まず気になるのが「植毛技術は大丈夫なのか?」ということでしょう。日本国内よりは安いとしても、それなりの費用をかけるからには、失敗や後悔のない自毛植毛にしたいですよね。

タイでは近年、メディカルツーリズムが盛んで、多くの外国人が美容医療のような高額な治療を受けるために訪れています。自毛植毛についても同じで、外国人が訪れるのは安いという理由だけではありません。

タイの首都バンコクの私立病院の医療レベルがかなり高いことについては、日本の外務省も言及しています。しかも、自毛植毛の技術においては、日本よりもレベルが高いのではないかという意見もあります。

例えば、ドナーを採取するための最新技術である「電動FUE法」。日本でも採用するクリニックが出始めていますが、タイではもっと早い時期に導入されています。

タイでの自毛植毛なら、コストが抑えられるだけでなく、最新技術による植毛を受けられるでしょう。

タイで自毛植毛を受けるメリット

タイで自毛植毛の施術を受ける場合、いくつかのメリットがあります。

日本の自毛植毛よりも断然安い

薄毛の状態にもよりますが、タイなら20万~60万円程度の費用で自毛植毛が受けられます。日本だと、1回の施術で60万~120万円が相場です。

高額な治療費用で自毛植毛をあきらめていた人は、タイでの治療を検討してみるのもよいでしょう。

レベルの高い自毛植毛が受けられる

経済全体の規模では日本より小さいタイですが、前述したように首都における医療技術では、日本に引けを取りません。

むしろ植毛技術は日本よりも進んでいるとも言われており、首都バンコクのクリニックの中には、植毛に再生医療を組み合わせることで、ドナーの生着率を上げているところもあります。

日本通訳が常駐しているクリニックがある

メディカルツーリズムが盛んなタイのバンコクでは、日本語通訳者による専門窓口を用意している病院もあります

利用には別途費用がかかりますが、英語やタイ語が話せない日本人でも、医師やそのほかの医療スタッフと必要なコミュニケーションを取ることができます。

日本人の髪質と似ている

日本人もタイ人も、毛の断面が円形で直毛の人が多い傾向があります。

目鼻立ちがはっきりしているタイ人ですが、日本人と同じ黄色人種であるため、髪質は近いといえます。タイでの自毛植毛なら、施術後のボリュームを考える際に、髪質と植毛数がちぐはぐになる心配も少ないでしょう。

タイで自毛植毛を受ける際の注意点

タイで自毛植毛を受ける際の注意点

費用が安く自毛植毛技術も申し分のないタイですが、施術を受ける上でいくつかの注意点があります。

トラブルに巻き込まれることがある

経済成長が目覚ましいタイですが、貧富の差が大きいこともあって、日本のように治安が安定していません。

タイでの植毛治療を受けるには、1~2週間ほどの滞在期間が必要です。日本にいるような感覚で過ごしていると、犯罪に巻き込まれる可能性がないとはいえません。

施術後のアフターフォローや再施術が難しい

タイの一般的な薄毛治療は、手術前検査から抜糸まで。自毛植毛後に実際の効果が実感できるのは、半年ほどたってからになります。

当然ながら、帰国後に頭皮にトラブルが起きたとしても、手術を受けた病院でアフターフォローを受けることはできません。

治療以外の費用が必要

治療費そのものは日本よりも安いですが、タイに渡航、滞在するための費用はもちろん必要になります。

物価の安いタイですが、現地に慣れていない場合、セキュリティを考慮して1泊4000円前後のホテルを選ぶ必要があります。

病院によっても植毛治療の費用が異なるため、事前の確認が必要です。

タイの自毛植毛の値段の相場はどれくらい?

タイの医療は自由診療であるため、病院によって自毛植毛費用が異なりますが、目安は以下の通りになります。

  • FUT法:1グラフト 240円
  • FUE法:1グラフト 400円

メスを使うFUT法よりも、医療用パンチを使ったFUE法の方が、料金が高めになるのは、タイも日本と同じです。

ただ、日本ではFUT法なら1グラフト600~700円、FUE法なら1グラフト1000円程度かかるのに比べれば、圧倒的に安いといえるでしょう。

あくまで目安になりますが、タイで自毛植毛をする場合、少し後退した生え際に700〜800グラフトを移植するのなら治療費用は20万円程度、生え際が頭頂部まで後退していて1500グラフトを移植するのなら、40万~60万円の費用がかかります。

このほか、航空券やホテルの費用を加えても、トータルでかかる費用は日本で自毛植毛を受けるよりも安くなることがほとんどです。日本国内の詳しい料金相場に関しては【自毛植毛にかかる費用・料金の相場とは】にまとめておりますので、ご覧ください。

タイでの自毛植毛の流れ

タイで自毛植毛を受ける場合でも、施術までの流れは日本とほぼ同じです。ここでは自毛植毛の流れを具体的にみていきます。

  • 出発まで:クリニックの予約
  • 滞在1日目:予約したクリニックでの診察や検査(※バンコクに早朝に到着した場合)
  • 滞在2日目:自毛植毛の施術
  • 滞在3・4日目:クリニックでシャンプーケア
  • 滞在6~8日目:医師による診察
  • 滞在13日目:抜糸。特に問題がなければ、夜の便で帰国

休みの都合などにより、タイでの滞在期間を短くしたい場合は、滞在6~8日目に行われる医師の診察後に帰国することもできます。

その場合は、日本のクリニックを自分で探して、抜糸をしてもらう必要があります。

バンコクで自毛植毛が受けられるクリニック

タイ・バンコクで自毛植毛を受けられるクリニックには、どのような病院があるのでしょうか。

ここでは、外国でも人気のタイで自毛植毛を受けられるクリニックについてみていきます。

ガモン美容病院

ガモン美容病院

美容医療に特化したタイでも有名な医療機関で、現地の芸能人からも支持を得ています。国際的な病院認証機関であるJCIの認証を受けています。

希望があれば、自分の血液成分を使ったPRP療法などの再生医療を組み合わせることも可能です。


ヤンヒー病院

ヤンヒー病院

タイの美容医療でも定評のある私立の総合病院です。ガモン病院と同じように国際的な病院認証機関であるJCIの認証を受けています。

医療技術は世界トップクラスで、欧米から施術を希望して訪れる人が多くいます。スリットによるアメリカ式の移植を行っています。

インターネット上でも「ヤンヒー病院で自毛植毛をした」という日本人の投稿をよく見かけます。


自毛植毛が受けられるのは日本だけじゃない

自毛植毛は日本だけでなく、海外でも高度な施術を受けることができます。特に、タイは日本からも近く、首都にある病院は通訳サービスも充実しています。

自毛植毛の費用で悩んでいる人は、植毛先進国のタイで施術を検討してみるのもよいでしょう。

  • 参考文献
    ・世界の医療事情 https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/medi/asia/thailand.html
    ・URU SALON https://uru-salon.com/blog_26_03_2016/
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