自毛植毛の目安は2000株?薄毛タイプ別におすすめの数を紹介

2021/01/25 自毛植毛
自毛植毛の目安は2000株

薄毛で悩んでいる人の中には、自毛植毛が気になっている人も多いのではないでしょうか。1回の施術で何本移植できれば薄毛をどのくらいカバーできるのか、費用はいくらになるのか気になりますよね。

クリニックの症例でも標準的といわれている2000株程度の移植を検討している人もいるかもしれません。この記事では自毛植毛する場合の、薄毛のタイプごとのおすすめ本数や費用の目安について紹介します。

そもそも自毛植毛の株やグラフトとは?

自毛植毛は、後頭部など髪がフサフサの部分の頭髪を採取して、薄毛部分に移植する方法です。脱毛部位の髪をゼロから生み出すわけではないので、生えている髪の総数は変わりません。

AGA(男性型脱毛症)クリニックのサイトで、自毛植毛の治療に関するページを見ると、移植数の単位が本数ではなく「株」や「グラフト」という語句を使っています

株やグラフトは毛包の単位のことで、自毛植毛の費用は髪の毛の本数ではなく、グラフト数で計算します。一般に、頭髪は毛穴にある毛包から1本ずつ生えているのではなく、1~4本生えており、本数にすると2倍から2.5倍の数にあたります。

たとえば、2000株の自毛移植なら、4000~5000本の髪の移植が可能になります。移植する数は1000株や2000株と一律に決まっているわけではないので、薄毛の状態に合わせて医師と相談しながら決めるようにしましょう。

自毛植毛は何本すればいい?グラフト数の決め方

自毛植毛を受けるうえで最も気になるのが、どのくらいの本数を移植すれば、薄毛が目立たなくなるかですよね。AGAによる薄毛の現れ方はさまざまですが、移植毛を採取する部位は、男性ホルモンの影響を受けにくい後頭部が基本になります。

自毛植毛は髪がフサフサの部分から、薄毛部分に髪の毛を引っ越す治療です。無限に移植できるわけではなく、移植毛を採取できる数には限りがあります。

通常、自毛植毛のために後頭部から採取できるのは、トータルで4000株から5000株程度で、髪の毛にすれば1万本程度。それ以上、移植毛を採取すると、今度は後頭部がスカスカになってしまうためです。

つまり、頭全体の髪が約10万本生えているとすれば、移植毛として採取できるのはわずか1割です。

しかも、移植毛を採取しても、すべての毛が自毛移植に使えるわけではありません。採取の途中で毛が切れたりするためです。自毛植毛を行っている多くのクリニックではカウンセリングを行っているので、自分の薄毛の状態を見ながら治療法や移植本数を決めましょう。

1回の施術は2000株?薄毛をカバーできる程度について

薄毛の進行状態にもよりますが、トータルで5000株の自毛植毛をする場合、1回の施術での移植の目安となるのは1500~2000株です。

たとえば、1回の施術で2000グラフトを移植する場合、薄毛をカバーできるのは、手のひらの面積の50~60%程度です。広めの範囲に移植するとしても手のひら1つ半で、それ以上に範囲を広げると移植毛がまばらになるため、自毛植毛の効果を実感できません。

また、自毛植毛で何より大切なのは、移植したドナーが新しい地肌にしっかり根付いて、生え続けることです。移植毛が新しい場所になじむためには、移植毛ごとにある程度の距離を取って血流を確保することが必要なので、1回の施術で多くとも1500~2000株までが目安となります。

自毛植毛をするときは密度を意識しよう

自毛植毛をするときは密度を意識しよう

薄毛がコンプレックスの人の多くは、脱毛部位をカバーすることを最優先にしがちです。狭い範囲でもいいから、なるべく多くの本数を植毛したいと考えがちです。

日本人は毛髪が太い傾向にあるため、移植可能な髪は1平方センチ当たり30株程度です。鉢植えに例えると分かりやすいと思います。鉢ぎっしりに植物を植えると、栄養不足になって全体が枯れてしまいますよね。

鉢植えされた植物に間引きが必要なように、自毛植毛でも高密度にならないことが大切です。移植先の頭皮にもともと髪の毛がある場合、既存毛も抜ける結果になりかねません。

また、自毛植毛にかかる費用は手術の基本料金に、移植する株数に応じた費用が上乗せされる仕組みです。高密度にドナーを移植しても、移植先の頭皮で根付かなければ、お金も無駄になってしまう可能性があります。

自毛植毛で移植できる数は限られているからこそ、適切な密度で移植してもらうようにしましょう。1平方センチあたり30株ではどうしても満足できない場合は、時間をあけてから再度自毛植毛を受けると、頭皮の負担が少なくできます。

800株や1000株で十分な効果も!薄毛のタイプ別の目安

一口に薄毛と言っても、脱毛範囲や薄毛の状態には個人差があります。例えば、円形脱毛症の10円ハゲ部分に植毛するのなら範囲が狭いので、移植本数が少なくても移植先の頭皮がまばらになることはありません。

ここでは、薄毛タイプごとに何本移植すればよいか、費用と合わせてみていきます。

浅いM字型薄毛の人

「ちょっと生え際が上がってきた?」くらいの薄毛です。額の中心線は後退しておらず、M字もそれほど目立たないため、そのまま様子を見る人も多い傾向があります。

浅いM字形の薄毛では自毛植毛に必要な移植数は400株から600株程度。施術にかかる費用は、55万~75万円が目安になります。

深めのM字型薄毛の人

生え際である額全体が後退している状態で、M字もくっきりしており、「そろそろヤバイ」と感じる人も増えてきます。

深めのM字形薄毛の自毛植毛で必要な移植数は800グラフトから1000グラフト程度です。施術にかかる費用は、90万~120万円が目安になります。

O字型薄毛の人

頭のてっぺんに脱毛が現れている状態。範囲にもよりますが、自毛植毛で必要な移植数は500~1000グラフト程度で、施術費の目安は、65万~110万円です。

M字型・O字型の薄毛

生え際と頭頂部の脱毛が組み合わさっている状態です。ダブルの薄毛が組み合わさっているで、移植数もそれなりに増え、1000~1500グラフトが目安になります。施術にかかる費用は、110万~150万円くらいになります。

U字型の薄毛

M字型とO字型の薄毛がかなり進行して、逆U字の薄毛になっている状態。「サザエさん」の波平さんタイプの薄毛です。

脱毛範囲がかなり広いので、移植数もかなり必要で、2000株から3000株が目安になります。費用もおよそ200万~290万円と高額になるでしょう。多くのクリニックでは、最初は生え際、次は頭頂部と施術を2回に分けるため、手術の基本料金をダブルで支払う必要があります。


まとめ

自毛植毛は薄毛タイプによって、移植する数や費用が異なります。薄毛が進行すると、それだけ脱毛範囲も広くなるので、自毛植毛の本数が多くなり費用もかかる傾向があります。

必要なグラフト数毎の基本料金、グラフトの単価をクリニック数社から比較した【自毛植毛にかかる費用・料金の相場とは】も参考になると思います。合わせてご覧ください。

  • 参考文献
    ・紀尾井町クリニック https://www.nhtjapan.com/
    ・親和クリニック https://shinwa-clinic.jp/
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