【ABS流令和Newバブルのすすめ】平成バブルのマインドを生かして新時代を切り開け

2021/06/21

ABSメンバー

「ABS世代」とは「アクティブ・バブル・シニア世代」の略です。この言葉は、筆者(鈴木)が40代から再び通い始めた復活ディスコで、無邪気に躍っている同世代の人たちを見て、「この人たちは、いつまでバブルな気分なんだろう? おそらく何歳になっても、こんな気分なんだろうな…」と感じて思いついたものです。

バブルな気分とは「高揚感があり、ワクワクする気分」を指します。バブルというと、日本の失われた時代の元凶と思う人は多く、実際その通りではあります。しかし、発想や気分という面から見ると、多くの新しい発想や企画が生まれ、そこにお金も集まり、その結果、「理屈はわからないけど、めっちゃイイね!」といったワクワク感あるモノやコトがあふれ出ていました。バブルには間違いなく、気分を高揚させる活力がありました。

景気予測では、「今の世の中の気分」を重視すると聞きます。その時々の人々がどんな気分なのかは、世の中を動かすにあたって重要です。

今はコロナ禍のまっただ中ですが、株価はその先を見越して上がっています。「アフターコロナにバブルがやってくる」という予測もあります。もしもそうなら、私は「令和NEWバブル」は「人生100年時代の本格的スタート」であるべきだと思います。

それは老若男女同権で、すべての人が自分らしさを見つけ、「大切な人(お客さま)を笑顔にさせてワクワクさせる」ことで、みんなで気分をアゲる世の中です。

AI(人工知能)が進化すれば、人は雑用から解放されます。AIにはできない「想像力やリーダーシップ」を生かし、これまでにないビジネスやモノ・コトを考え、高揚感に包まれたバブルな人生を過ごせばいいと思います。

人が笑顔でワクワクするようになれば、セロトニンやオキシトシン、ドーパミンなどの「ハッピーホルモン」が分泌され、健康寿命の延伸効果もあることはジェロントロジー(美齢)学でも提唱されています。

人生100年時代は人類未体験の世界ですが、そこで役立つのがバブルの頃に前向きに面白さを追求したマインドです。それを持つのが、当時を体験・目撃したABS世代なのです。

今回からスタートする「ABS流 令和Newバブルのすすめ」では、毎月テーマを決めて新時代のアイデアやライフスタイルを提案するとともに、話題のSNS「Clubhouse(クラブハウス)」で読者の皆さんに直接語りかけます。ぜひ、ご参加ください。

【写真】 (左上から時計回りに)ワタナベカツア、サトーリッチマン、鈴木準、沖原寧子の4人が提案していきます

【鈴木準】 1960年生まれ。ジェイ・ビーム代表。INNOVEX LLC.代表。一般社団法人日本元気シニア総研執行役。マーケティングプランナー。USCジェロントロジスト。感性を生かしたマーケティングを得意とする。

【ABS世代】 昭和30(1955)年から43(68)年生まれの、若者時代にバブルを謳歌した世代


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